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【Scene Tamariva】7月6日(土) [Scene Tamariva !]

投稿日時:2013/07/09(火) 22:24

皆様、こんにちは。
7月6日(土)のScene Tamarivaをお届けします。

本日はかつてのJAPANの名センター、横井章さんが、我が神奈川タマリバクラブの指導に来てくださいました。
京都からはるばる神奈川まで、一クラブチームの指導の為に来ていただけるのは大変ありがたいことです。

この日は、横井さんの指導1時間半、その後、神奈川選抜とAT&DFを行いました。

※こちらは本日より練習参加は、FL千葉くん、札幌出身、現在は神奈川警察学校に通う19歳です。


アップ後、まず集合し、横井さんからご指導いただきます。

まず「ア・シ・カ・コ」を実践するように教えていただきました。横井さんのブログを読んでいる方には
おなじみのこの言葉ですが、

ア⇒歩かない
シ⇒姿勢は低く
カ⇒片手にならない
コ⇒声を出せ

という意味です。

また、意味のない練習はしないように、とアップの内容も検討するように指導が入ります。




さらには、AT練習、FWモールの組み方、効果的な攻め方を指導いただきます。


FWの指導後は、BKの指導です。



神奈川選抜とのAT&DF

AD前の集合では指導いただいたことを実践できるように、即興でサインを確認していました。
AT&DFは終始神奈川選抜優勢で終了しました。





練習後は横井さんを迎えてMTGを行いました。


練習前に言われた、あ•し•か・こに加え、「チ・ボ・コ・テ」の実践するようにとのこと。

チ⇒地域
ボ⇒ボール支配
コ⇒コンタクト
テ⇒テンポ

・練習のテンポが、試合のテンポ。
・チームでやることの徹底の必要性。
・先制点を取る重要性
・DFが各自任せになっていないか?
・個人個人の考え、動きが一致することは困難なので、セットDF、決め事にする必要がある。

など為になるお話をたくさんいただきました。


MTG後は横井さんと横浜の街でお酒を酌み交わします。

この日は朝から晩までラグビー三昧でした。
ラグビー談議に花を咲かせ、いくつになっても真剣にラグビーについて語りあえるのは
非常に楽しいものです。

以上、7月6日(土)のScene Tamarivaをお届けしました。







【Scene Tamariva】 6月30日(日)[Scene Tamariva !]

投稿日時:2013/07/04(木) 23:59

皆様こんにちは。
6月28日(日)のScene Tamarivaをお届けします。
この日は東日本クラブセブンスが熊谷ラグビー場Bグランドで開催されました。
タマリバクラブからはセブンスチームが参加。
15人制のメンバーはセブンスの試合を応援してからの練習になりました。

11時のKOに合わせ、熊谷ラグビー場に集まり始めるタマリバン。
セブンスチームの動きを15人制にも生かす為、声援を送りながら、試合の分析も欠かしません。


※こちらは試合前のタマリバセブンスチーム


そして、約3時間、セブンスチームの応援をした後、いよいよ15人制の練習です。
この日はいつも試合のアップで使用する、熊谷公園運動広場での練習となりました。

※西田主将のもとに集まるタマリバン


この日も前回の試合で出た課題のブレイクダウンにフォーカスして練習を行います。
高速アタックを実現するためにブレイクダウンの精度はマスト。
まずはタックル練習とキャリアのダウンボールスキルを兼ねた練習から。

※タックルしているのは今年社会人2年目となった大岡選手    ※マオ選手にタックルし仰向けにする沼田選手

徐々に試合形式に近づけます。
狭いスペースでのミニゲームを行います。

試合形式できちんと練習したことが出せるか。そこが大切です。
菊池選手VSマオ選手の1対1の攻防は見ごたえがありました。


疲れてきたところでもう一走り。
タマリバ伝統のタッチフットでさらに追い込みます。キツイときに足をとめない。タフチョイス!!

※ドロドロになっても走り回ります。


最後はフィットネスで締めました。

素晴らしい運動量を誇る小橋川選手(写真・右)とまだまだ走れるようになってもらわなければ困る鈴木進選手(写真・左)


春のターゲット試合である、八幡平遠征に向けて今週もよい練習ができました。
八幡平での躍動をご期待ください。





【Scene Tamariva】6月29日(土)[Scene Tamariva !]

投稿日時:2013/07/02(火) 00:24

皆様こんにちは。
6月29日(土)のScene Tamarivaをお届けします。


本日は保土ヶ谷公園ラグビー場での練習でした。
暑い中、続々と集まってくるタマリバン達。

翌日の東日本クラブセブンズに向けて、セブンズメンバーは調整をおこないました。
15人制のメンバーはマルチステージフィットネステストを実施。


前回の測定からどれくらい数値が上がったのか、どれだけ自分が積み上げられたのか、一つの基準となります。
詳しくはトレーナーブログ【Ready For Tough Choice】をご覧ください。


マルチ測定終了後は先日の試合の課題でもあるブレイクダウンの練習に入ります。
やはりラグビーはコンタクトスポーツ。
ブレイクダウンの制圧なくして、試合の勝利は勝ち取れません。



入るコース、ショートステップ、キャリアのドライブ、スリップダウン、ロングリリース、
素早いサポート、すべてが噛み合って、ラックのクイックリサイクルが実現します。




その後は神奈川県選抜とアタックディフェンスを行いました。
この日もセンター町田選手は神奈川県選抜のBK陣にタックルで刺さり続けていました。


チームトークでは
「練習の為の練習ではなく、試合と同じ空気を作ってやろう」と声が飛びます。



いかに試合と同じ雰囲気で練習できるかが、勝負の分かれ目といっても過言ではありません。
勝負は試合だけでなく、練習での試合に向けた準備から始まっているのです。


明日は東日本クラブセブンズです。
セブンスチームの健闘を期待しています。

以上、6月29日(土)のScene Tamarivaをお届けしました。






※番外編※
タマリバジュニア達。みんな2歳から3歳。
左から、しーちゃん、せいちゃん、おうちゃん。今が一番かわいい時期か!?
このブログにも何度も登場していますね。苗字が分かった方は、たくさん見ていただいていると
いうことでしょう。いつもありがとうございます。











【Ready for Tough Choice!】マルチステージシャトルラン[Ready for Tough Choice!]

投稿日時:2013/06/30(日) 23:31

こんにちは、Ready fot Tough Choice!です。

春シーズンの連戦を終え、春の集大成である八幡平遠征が近づいてきました。
一度連戦の疲れを癒し、遠征に焦点を当てコンディションを高めていきましょう。
 

さて、6月29日(土)、
今シーズン2回目となるフィジカル測定を行いました。
フィジカル測定の内容は、ウエイト測定とフィットネス測定。
 
 
今回は、フィットネス測定として行った「マルチステージシャトルランテスト」
の、測定の様子とその意義をテーマとしたいと思います。

 
タマリバは、フィットネス測定として今シーズンからマルチステージシャトルランテストを導入しました。

ラグビー界やサッカー界では多く用いられているテストですので、データも豊富です。
より客観的なフィードバックをお返ししますので、選手の皆さんおたのしみに!
 
 
 
この日は、保土ヶ谷ラグビー場での練習の冒頭にテストを行いました。
 
石田トレーナー、初のフィットネステスト運営です!
トレーナー2年目のあいくん、ぐんぐん成長しています。
 
 
 




トップは、FL小橋川選手でした。
怪我から復帰し、コンディションも上がってきているようですね!
(小橋川選手の、ブログ出現率が高いような…)
 

 
 
 4月に比べ、全体的に数値は良くなっていました。
なかでも伸びたのは、げんた選手と楠山選手!二人とも、4月より+15でした。

みなさんお疲れ様でした!
 個人フィードバックは、後日お配りします。
 


さて、ここからは、マルチステージシャトルランテストの意義について考えていきます。
具体的にどんな能力をみているのでしょうか?
 

マルチステージシャトルランテストは、有酸素性能力をみるテストです。
テストのスコアから、有酸素性能力の指標である最大酸素摂取量を具体的に推定することができます。
 
最大酸素摂取量(VO2max)とは、
「有酸素性持久力のエネルギー出力における、酸素の利用能の大きさの上限」を
単位時間(min)あたりに取り入れ可能な酸素の最大値(ml)で表します。

酸素運搬能力と、酸素利用能力(筋における毛細血管の発達と酸化能力の高さ)
が関係し、身体のコンディショニング能力と相関が高いことがわかっています。
 

最大酸素摂取量は、
一般人は約40 ml/kg/min 、一流長距離選手は約80 ml/kg/min
程度であることが示されています。
 
ラグビー選手の最大酸素摂取量の値は、
50~55ml/kg/minであり、
これは陸上の中距離ランナーや重量挙げの選手に近い値です。
 
マルチステージシャトルランのスコアでいうと、
11lebel(シャトル数95‐106)~12lebel(シャトル数107‐118)に相当します。
(詳しい値を知りたい選手はトレーナーまで)
 

ラグビーは40分ハーフの80分間ですが、中断が多く、
5~15秒の激しい無酸素性の運動(スプリントやタックル)を
約40秒間の休憩またはジョグを挟んで繰り返す、というスポーツです。
そのため、どちらかというと無酸素性の能力が高く求められます。
 
しかし無酸素性能力の高さだけでは、
ゲームで最後までベストパフォーマンスを発揮することはできません。
 


ラグビーの運動様式について 
以下のようなことが研究で明らかになっています。
 
・バックスの選手は約38%がトップスピードでのスプリントや、タックルなどのコンタクトプレーを含む高強度の運動であり、
 62%がウォーキングやジョギングなどの低強度の運動である(Austinら、2011)。
・フォワードの選手は、スクラム・モール・ラックなど激しいコンタクトプレーによる高強度運動が多くあるが、
 総走行距離の92%をジョギングや歩きで行う。
 

このことからも、無酸素性能力が高く求められることがわかりますが、
繰り返される高強度運動の合間の低強度運動は、
有酸素性能力によりまかなわれています。

すなわち、ゲームの中でめまぐるしく運動様式が変わるラグビーのようなスポーツでは、
有酸素性能力は、スプリントやタックルなどの高強度運動の合間の、
回復能力の高さと関係があります。

80分間継続して最後まで走り続けるためには、有酸素性能力がベースとしてしっかり身についていなければなりません。
 
 
マルチステージシャトルランテストは、
試合におけるフィットネスレベルの高さではなく、
選手のベースにある有酸素性能力を評価するテスト、と考えることができます。
 
自身のコンディションチェックや、有酸素性能力レベルの把握、
平日のフィットネスメニューを組む際の参考となるでしょう。
 

筆者は、有酸素性能力とは
シーズン終盤、最後の20分間にすべてを出し切って戦うための力であると信じています!(熱)


少し長くなってしまいましたのでここらで。
ちなみに第3回フィジカル測定は、8月に行います。 
 
早いもので、明日から7月!!
八幡平遠征まで2週間です!!
この2週間、各自平日にできることをやって、週末、集まってラグビーを楽しみましょう。
 
以上、Ready for Tough Choice!でした。
 
 

〈参考文献〉
球技種目におけるフィールドテストによる運動能力評価の開発に関する研究(2011)
スポーツ生理学(青木純一郎ら編著、市村出版、2006)

【Scene Tamariva】6月22日(土)[Scene Tamariva !]

投稿日時:2013/06/23(日) 21:39

皆様こんにちは。
6月22日(土)のScene Tamarivaをお届けします。

先週の早稲田B戦の敗戦から1週間たちました。
この日も保土ヶ谷ラグビー場に集まったタマリバン。今週は三連戦の最終戦、マンダラクラブとの試合が
予定されています。

※練習開始の集合で檄を飛ばす西田主将



※先週の試合をビデオを見て確認します。


明日の試合に向け、タッチフットとDF練習で課題を修正します。
試合が続くと練習時間が限られてしまいますが、その分集中して中身の濃い練習に仕上げます。

この日は久しぶりに羽田元副将(2008~2009)が練習に参加しました。

先週の試合の課題であったセットプレーの確認も行います。

はたして明日の試合のラインアウトの獲得率は如何に??
セットプレーの安定はゲームの安定。
少ないアタックチャンスをものにするために精度アップはマストです。

BKもラインアタックを調整します。

西田-田村のハーフ団から供給されるパスに如何に走りこむか。
タマリバの高速ラグビーを実現するためにもBKのスキルアップも必要です。

最後は気合のタックル練習でしめました。


先週の敗戦を受け、明日はどのような試合を見せてくれるのか、
乞うご期待!!

以上、6月22日(土)のScene Tamarivaをお届けしました。





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