スピードトレーニング②[One Point Conditioning!!]
投稿日時:2008/01/23(水) 10:44
スピードに必要とされる筋肉のひとつに,ハムストリングスをあげましたが,ここは肉離れを頻繁に起こしやすい部位でもあります.
股関節の伸展(後ろに蹴る動作)であったり膝関節の屈曲(膝を曲げるとき)に働いている部位ですが,全力疾走や急激な切り返し動作で怪我が起きやすいと言われています.
一般的なスクワットやレッグカールなどでももちろん強化できますが,自分の体を適切にコントロールするために,どこでもできる自重トレーニングを中心に紹介していきます.
1.ヒップリフト(両足)
走る動作に近く,なおかつハムストリングスの強化,肉離れの予防に効果的とされるもののひとつです.
しっかりとおしりをしめることを意識すると共に,持ち上げたとき肩から膝までのラインが一直線になるようにすることがポイントです.
持ち上げる動作は素早く,降ろす動作はゆっくりと(3秒くらい)行い,10回/セット×3~4セット(Rest:1分)くらいで行いましょう.
つま先を挙げると,よりハムストリングスに負荷がかかります.
ある程度ノーマルなものが出来たら(おしりが締められる動作が出来たら),負荷を挙げていきましょう.