【観戦記】TCL第5戦 VS Sharks 観戦記
2013/10/22
東日本トップクラブリーグ観戦記
神奈川タマリバクラブ 52-10 Sharks
場所:YC&ACグランド
風と雨が容赦なく吹きつける中、神奈川タマリバクラブ対Sharksの試合は行われた。
未だ勝ち星のないSharksにとっては正念場の第4戦目。
決勝戦出場にはもう負けが許されない神奈川タマリバは第5戦目。
双方神奈川代表としてプライドをかけた戦いとなった。
試合開始2時間前には、本試合を決行するか否かの協議が行われたほどの
大雨と強風でこの悪天候をいかに味方につけるかが勝負のカギとなった。
両者とも速い展開からスピードあるバックスを前面に出すスタイルであるが、
この日は、当然のごとく、キック中心のゲームメイクとなった。
前半風上に立ったのはSharks。
前に出て勝負したいところだったが、タマリバに先手を奪われてしまう。
ペナルティから自陣深く攻め込まれると、FWで優勢に立つタマリバに、
ラインアウトからのモールであっさりとトライを献上する。
タマリバのペースになると思われたが、Sharksがすかさず反撃に出る。
強く吹き付ける風で、キックミスやキック処理を誤ると、重ねてハンドリングエラーも出て、
自陣ゴール前にくぎ付けの状態となってしまい、Sharksがゴールラインに襲い掛かる。
しかし、この日もゴールライン間際でのディフェンスに集中力を見せ、
両者無得点のまま、一進一退の攻防が20分近く続いた。
Sharksは、FWとBK一体となったアタックで何度もトライに迫るが、
あと一歩が届かず、このチャンスを逸してしまったかに思えた。
しかし、自陣を抜け出しかけたタマリバのキックからのルーズボールに
素早い反応を見せ、タマリバの一瞬の隙を突くとWTB大野が50mの独走を見せ
トライを奪い、ゴールも成功し逆転する。(7-5)
その5分後にタマリバに敵陣ゴール前のスクラムから、連続攻撃で1トライを献上し、
7-12と再逆転を許すものの、前半終了間際にPGを決め10-12とすると
後半に期待を残して前半を終えた。
しかし、この日の風雨はそのタマリバのとってのいやな流れすらも吹き飛ばすほどの強さであった。
後半に入ると風上に陣地をとったタマリバの一方的な展開となる。有効なロングキックを連発し、
敵陣深くでラインアウトやスクラムを得ると、そこから力に勝るFWがトライを連取する。
7分、13分とHO石川がモールからトライ。スクラムからの展開で、SOからパスを受けた、
CTB小林が力強い縦突破で、SharksのDFを寸断し中央へトライ。
その後も、モールから3トライを奪う。
一方のSharksは、後半開始直後にPGのチャンスを得たが、それを外してしまうと、
それ以降チャンスらしいチャンスはなく、終わってみれば一方的な展開のままノーサードとなった。
Sharksは、後半キック処理のミスと、崩壊してしまったスクラム、
規律を守れなかったモールのディフェンスと、悪循環に陥ってしまい、
大きく課題を残す結果となってしまった。
この日の第2試合目に、YCACとRKUの試合が行われたが、RKUが大勝を収め、
北海道バーバリアンズ、駒場WMM、RKU、タマリバとタマリバのみ1試合多く消化しているものの、
4チームが1敗で並び、例年になく混戦模様となっている。
そのうち、駒場WMMが、RKUとタマリバとの試合を残しており、
駒場WMMがリーグ戦の行方のカギを握る存在となる。
なお、この日のマンオブザマッチには、
タマリバからは、3トライをあげたHO石川と、
Sharksからは、再三鋭いランからチャンスメイクしたSO坂木が選ばれた。
神奈川タマリバクラブ 52-10 Sharks
場所:YC&ACグランド
風と雨が容赦なく吹きつける中、
未だ勝ち星のないSharksにとっては正念場の第4戦目。
決勝戦出場にはもう負けが許されない神奈川タマリバは第5戦目。
双方神奈川代表としてプライドをかけた戦いとなった。
試合開始2時間前には、
大雨と強風でこの悪天候をいかに味方につけるかが勝負のカギとな
両者とも速い展開からスピードあるバックスを前面に出すスタイル
この日は、当然のごとく、キック中心のゲームメイクとなった。
前半風上に立ったのはSharks。
前に出て勝負したいところだったが、
ペナルティから自陣深く攻め込まれると、
ラインアウトからのモールであっさりとトライを献上する。
タマリバのペースになると思われたが、
強く吹き付ける風で、キックミスやキック処理を誤ると、
自陣ゴール前にくぎ付けの状態となってしまい、
しかし、
両者無得点のまま、一進一退の攻防が20分近く続いた。
Sharksは、
あと一歩が届かず、このチャンスを逸してしまったかに思えた。
しかし、
素早い反応を見せ、
トライを奪い、ゴールも成功し逆転する。(7-5)
その5分後にタマリバに敵陣ゴール前のスクラムから、
7-12と再逆転を許すものの、前半終了間際にPGを決め10-
後半に期待を残して前半を終えた。
しかし、
後半に入ると風上に陣地をとったタマリバの一方的な展開となる。
敵陣深くでラインアウトやスクラムを得ると、
7分、13分とHO石川がモールからトライ。
CTB小林が力強い縦突破で、
その後も、モールから3トライを奪う。
一方のSharksは、後半開始直後にPGのチャンスを得たが、
それ以降チャンスらしいチャンスはなく、
Sharksは、後半キック処理のミスと、
規律を守れなかったモールのディフェンスと、
大きく課題を残す結果となってしまった。
この日の第2試合目に、YCACとRKUの試合が行われたが、
北海道バーバリアンズ、駒場WMM、RKU、
4チームが1敗で並び、例年になく混戦模様となっている。
そのうち、駒場WMMが、
駒場WMMがリーグ戦の行方のカギを握る存在となる。
なお、この日のマンオブザマッチには、
タマリバからは、3トライをあげたHO石川と、
Sharksからは、