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【観戦記】TCL第4戦 曼荼羅東京戦 観戦記

2013/10/18

東日本トップクラブリーグ観戦記
神奈川タマリバクラブ 66ー0 マンダラ東京
場所:YC&ACグランド

快晴の秋空のもと、神奈川タマリバクラブ対マンダラ東京の試合は行われた。
先週の北海道では、見事な建て直しを見せ全勝の北海道バーバリアンズから
勝利を収めた神奈川タマリバクラブと、いまだに白星のないマンダラ東京。
前半開始直後よりその勢いの差は現れた。
開始3分。タマリバの早い展開から最後はLOの近藤からSHからパスを受けると、
そのままゴールラインへ飛び込んだ。

このトライで目が覚めたマンダラも、
この後タマリバのゴールに襲いかかる。
個々のパワーを全面に出し、密集近辺のFWの力強い突破で
ジリジリとゴールラインに近づくと、BKのラインアタックから、
一気にトライを奪いにかかる。

それに対し一歩も引かないタマリバも、前に出るディフェンスで
応戦し、見ごたえのある攻防が、20分近く続いた。
タマリバは一つのペナルティを犯すことなく、このピンチを
無失点で切り抜けると、攻め疲れしたマンダラに対して一気に反撃に出た。

マンダラもブレイクダウンで激しいプレッシャーをかけ、
ラインディフェンスにおいても前に出た果敢なタックルで、
意地を見せるが、要所でタマリバの早い展開がそれを勝り、
前半25分以降、BK中心に3つのトライを重ね、26-0で前半を折り返した。

後半に入ってもタマリバの優勢は続いた。
すばやいラックから何度もフェイズ重ね、FWとBKが一体となった攻撃を見せ、
運動量の落ちてしまったマンダラから、8,14,18分と重ねてトライを奪い、勝負を決した。

マンダラもブレイクダウンとラインディフェンスから、プレッシャーをかけ続け、
反撃の糸口をつかみかけるが、得点までは結びつけることはできなかった。
主将の佐藤が「速さについていけなかった」と反省の弁を語ったように、
大きく課題を残す結果となったが、残りの3試合での巻き返しを誓った。

タマリバは、後半だけで6トライを奪い、最終的には66-0と大差のついたゲームであったが、
見ごたえのある局面が随所に見られ、両チームとも今後につながる内容であったと言える。

なお、マンオブザマッチには、神奈川タマリバから、今期初スタメンの№8マウオラと
マンダラ東京からは、CTBの仲村が選出された。
 

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