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One Point Conditioning!!

スピードトレーニング④

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今回は実際に走る動作に近づけた形で。

 

ラグビーにおいては、モールやラックなどから次の動作へと移る素早さが、チームとして戦術やプレーの質を高める上でも重要になってきます。

BKにおいても、同様にトライをとるためにいかに早くトップスピードへと移行できるかが鍵となってくると思います。

 

そのためには、前回までのハムストリングスのトレーニングのほかに、関節の柔軟性、特に股関節周辺の動きが必要です。

陸上の短距離のトレーニングなどでも頻繁に行われていますが、彼らの動きにみるように、素早い太腿の”ひきつけ”は、筋力を最大限活かすためにも求められる動きです。

 

しかし、多くのラグビー選手はコンタクトの回数や筋量が多いために、股関節の動きが狭く制限されがちです。

可動域=動きの制限は、肉離れなどの怪我を引き起こす原因ともなります。

 

トップアスリートになると、WTBやHOでも大きく股関節を使っています。

先のW杯やトップリーグの試合でも、スピードのある選手ほどダイナミックな動きで走っている姿が見られます。

 

 

 

そこで、ウォーミングアップなどの段階から股関節の動きを意識して取り組んでみてください!

 

股関節ストレッチ(ダイナミック)

股関節を大きく使うように,練習前などに行ってみましょう!

いきなりやると負荷が強くなってしまうかもしれないので,静的なストレッチ(立位か座って)をしてから行ってください.

右左交互に10回づつ2セットくらいが目安です.

 

股関節の引きつけ(膝が90°になるように)→けり出し(後ろにけり出すように)→振り上げ(つま先と反対側の指先で触るように)

 →  →   

 

次回はスタートダッシュについてです.