全国クラブ大会 試合結果
タマリバ | 北海道バーバリアンズ | ||||||
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29 | - | 8 | |||||
T | G | PG | DG | T | G | PG | DG | |
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2 | 2 | 前 | 0 | 0 | 1 | |||
3 | 0 | 後 | 1 | 0 | ||||
5 | 2 | 0 | 0 | 計 | 1 | 0 | 1 | 0 |
T:トライ G:ゴール PG:ペナルティゴール DG:ドロップゴール
日付 | 2009/01/12 |
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Kick off | |
試合会場 | 熊谷グランドA |
レフリー | 前田 輔 |
アシスタントレフリー | 藤内 有己 数藤 雅彦 久米村 貴三 |
背番号 | ポジション | 名前 | 交代 | |
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1 | PR | 岩下 剛史 (PR)() | ||
2 | PR/HO | 石川 悠久 (PR/HO)() | ||
3 | PR | () | ||
4 | LO | 北瀬 正志 (LO)() | ||
5 | LO | () | ||
6 | LO/FL | 桑江 崇行(LO/FL)() | ||
7 | FL | 小山 陽平 (FL)() | ||
8 | No8 | () | ||
9 | SH/主務 | 石橋 章匡 (SH/TM)() | ||
10 | SO | 竹山 将史 (SO)() | ||
11 | WTB/FB | 大松 直人() | ||
12 | CTB | 羽田 一生 (CTB)() | ||
13 | SO/CTB | 宮原 克典(SO/CTB)() | ||
14 | WTB | 中村 浩太郎(WTB)() | ||
15 | SH/CTB/FB | 飛野 達 (TD)() | ||
16 | 栗原 正太郎() | |||
17 | R | () | ||
18 | FL | 武井 良祐(FL)() | ← 5 鎌倉 安利(0分交代) | |
19 | FL | 浜村 圭太郎 (FL)() | ||
20 | SH | 首藤 三四郎() | ← 9 石橋 章匡(0分入替) | |
21 | CTB | 高村 真介 (CTB)() | ||
22 | WTB/FB | 安川 敦() | ← 11 大松 直人(0分交代) |
背番号 | ポジション | 名前 | 交代 |
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1 | PR | スティーブ マンガン() | |
2 | HO | 岩本 貴道() | |
3 | PR | 樫福 宏紀() | |
4 | LO | 西村 忠将() | |
5 | LO | 辻 拓() | |
6 | FL | 佐々木 晴崇() | |
7 | FL | ポール マクドナルド() | |
8 | No8 | 佐伯 政明() | |
9 | SH | 北村 昌彦() | |
10 | SO | 笹田 幸介() | |
11 | WTB | 平塚 勇介() | |
12 | CTB | オーガスト コリンズ() | |
13 | CTB | 中川 創太() | |
14 | WTB | 山崎 正晴() | |
15 | FB | 小松 武敏() | |
16 | R | 及川 浩之() | |
17 | R | 仲澤 一也() | ← 3 樫福 宏紀(0分交代) |
18 | R | 礼野 雅弘() | ← 4 西村 忠将(0分入替) |
19 | R | 諏訪 隆茂() | ← 5 辻 拓(0分入替) |
20 | R | 福山 秀青() | ← 14 山崎 正晴(0分交代) |
21 | R | 篠原 康幸() | |
22 | R | 津谷 夏希() |
2009/1/12 vs 北海道バーバリアンズ 観戦記
2009/01/14
一昨年の全国大会決勝と同じ顔合わせとなったクラブラグビー界宿命のライバル
関西の雄 六甲クラブを下して勝ち上がってきた北海道バーバリアンズと、現在
のクラブ界をリードするタマリバクラブの戦いはタマリバのキックオフで始まっ
た。
序盤の流れをつかんだのはバーバリアンズ。
ファーストスクラムよりPRマンガンのプレッシャーで優位に進める。
さらに密集戦でもFLマクドナルドが持ち前の執拗な絡みを見せ、ターンオーバー
を連発。
タマリバゴール前に迫り、フェイズを重ねるが、タマリバも懸命のディフェンス
でゴールラインだけは譲らない。
お互い細かなミスもあり、決定的なゲインを奪えずに膠着状態に陥っていたが、
前半25分、ラックからこぼれた球をタマリバLO北瀬が果敢にセービングし、ター
ンオーバー。
そこからPR石川が抜け出し、ポール左側にトライ。7-0
バーバリアンズも体格を生かした密集プレイの重圧で攻め込み、29分 SO笹田が
正面左のペナルティゴールを成功させ、7-3と点差を詰める。
その後もバーバリアンズのリズムで試合は継続。
前半終了前にはタマリバ陣内22mの内側でFKを得てスクラム選択、右に展開し
WTB福山がライン際を疾走、G前に迫るも届かず追加点を重ねられない。
逆に前半終了直前、タマリバが22m中央のラックより、右に展開し、WTB中村が
右隅にトライ。
難しい角度を本日のキッカーSH石橋が決め、前半を14-3で折り返す。
後半立ち上がり2分、タッチキックで深くバーバリアンズ陣内に攻め込んだ
タマリバはキックカウンターより若きトライゲッターWTB大松が3人かわし、
トライ。19-3
後半早々先手を取ったものの、その後はバーバリアンズのじっくりとした攻守
に巻き込まれ、タマリバは攻めきれず、試合はスローペースに。
25分バーバリアンズゴール前ラックよりタマリバSH首藤が判断よく走りこんだ
FB飛野にショートパス。
飛野はタックルをひきずりながら右側に倒れこみトライをあげ、得点差を広げ
る。24-3
流れを変えたいバーバリアンズ。
力のあるSO笹田のキックで反撃に転じ、タマリバ陣内に攻め込み、得たペナルティからはSH北村が素早い速攻をしかける。
31分、G前スクラムでタマリバがアーリーエンゲージのFK。
バーバリアンズNO.8佐伯が素早いタップキックより飛び込み、一矢を報いるも
反撃すでに遅く。
終了間際にもSO笹田のビッグゲインから反撃を試みるが、最後には逆にタマリバ
BKラインの展開から右に折り返したラインに残っていたLO桑江-NO.8棚橋にまわ
り、右隅に飛び込んでノーサイドとなった。29-8
前田レフリーより指摘があった通り、相互にペナルティの多い試合であった
ことは両軍ともに今後の課題としたいが、好敵手同士、プライドのぶつかりあ
った熱いゲームが繰り広げられた。
タマリバは日本選手権へのチケットをかけて、2/1に秩父宮で今季三度、駒場
WMMと戦うことになる。
マンオブザマッチには激しいタックルでタマリバのBKラインに重圧をかけた
バーバリアンズのCTBコリンズと、その中で何度もラインブレイクし、チャンス
メイクしつづけたタマリバのCTB羽田が選ばれた。(萬井 淳)