Blog

One Point Conditioning!!

Tamariva 7 vol.5 ~大腿部・ハムストリングス~

rss

みなさん,こんにちは!といいつつも,だいぶ間が空いてしまいましたね...
今回は,Tamariva7 vol5 大腿部・ハムストリングスの運動です. 


多くのスポーツで起こる障害Top3には入るケガが,肉離れです.
前回までの足関節捻挫同様,突然練習や試合中に発生し,治癒・復帰についても長期化・慢性化しやすいものです.
考えられる原因としては,筋肉の緊張が高いことや試合などの精神的興奮により,筋肉の発揮する筋力が急激に増加するといったことやランニング時の接地する際またはけり出す瞬間に筋肉に対して遠心性収縮(エキセントリック)な負荷が過大にかかることでおきるともいわれています.

具体的には,ハムストリング(腿裏)の中でも,内側に位置する大腿二頭筋という部位が最も起こりやすいと言われていますが,その他の半膜様筋,半腱様筋においても起こる可能性はあります.
予防策の一つとしては,先ほどもあげた遠心性収縮(エキセントリック)といった普段筋肉が作用する方向とは逆の運動を行う動きに対して,抵抗性を高めるようにするトレーニングが一般的には行われています.

今回のTamariva 7においては,股関節の可動域が狭くなりがちなラグビー選手のために,股関節の運動に着目し,より実践的なものになるよう調整しました. 

ポイントは,前傾姿勢を保ちながら腿裏に対して張りを感じれる姿勢を作った上で行うか,ということです.一見,負荷がなさそうにおもえますが,体幹の動きをなるべく固定してあげることで,ピンポイントにハムストリングスに対して負荷を与えることができます.
家でも簡単にできるトレーニングですので,ぜひ実践してみましょう!

 

 

No.5 Calf Lunge

 


[正面像]

 


[側面像]

 

Subjects
大腿部,ハムストリングスの強化

Starting Position
体幹を45度前に倒し,腕は脱力して下に降ろす.後ろ足は挙げておく

 


Action
スタートポジションの体制を変えずに,斜め前方にランジ動作を行い身体を下に降ろす.後ろ足の踵は挙げたままにしておくことで,ハムストリングスに,また前足は上体を支えるために大腿四頭筋に対して負荷がかかる.ものをつかむように膝の曲げ伸ばしをすることで,両足に対し均等に負荷がかかる


Repetitions
左右10回づつ行うこと(3秒で膝を曲げ,1秒で膝を伸ばす)

Important

○視線は斜め前方におく
○体幹の角度は動作中変えないように,体幹でささえること
○両足ともつまさきに体重をかけるようにすること
○負荷になれてきたら,両手でボールを持つなどしてもOK
○なるべく深く膝を曲げるようにすること
○膝を伸ばすときに,おしりから上がらないように注意すること

 

トラックバック一覧

  • » バレンシアガ バッグ from バレンシアガ バッグ
    Tamariva 7 vol.5 ~大腿部・ハムストリングス~ | 【東日本トップクラブリーグ所属】神奈川タマリバクラブ 公式HP

アーカイブ