5月11日(日)東洋大学戦 観戦記
2014/05/15
五月晴れの空のもと今季の西田タマリバの初戦が行われた。 対戦相手は一昨年同時期に対戦をし惨敗を喫している東洋大学である。 東洋大学は、早稲田ーサントリーOB高野氏が率いる振興チーム。 この春シーズンにすでに数試合をこなしており仕上がりも上々だ。 タマリバは戦前の選手不足の懸念が嘘のように、 選手23人、怪我人3人、スタッフ6人、ちびっこ4人の総勢36人。 初戦にかける意気込みそのままに決戦に挑んだ。ゲームは開始早々動く。 タマリバのキックオフのボールから東洋が攻めようとすると、 ディフェンスの早い出足で東洋のミスを誘う。 そのこぼれ球に、今季も健在のHO石川がいち早く反応すると、 そのまま30mを独走して、先制のノーホイッスルトライを奪う。
ここから、春のシーズンらしいトライの応酬が繰り広げられることとなった。 東洋大のスピードとパワーを兼ね備えた両ウイングがトライを取れば、 タマリバはターンオーバーからの目も覚めるような速攻や、落ち着きを払ったモールで トライを奪う。両者一歩も譲らず、前半は24-19のタマリバのリードで終えた。
後半も怒濤のトライ争奪戦のシーソーゲームとなる。 東洋がバックス中心の攻めに切り替えて来ると、 後半開始早々は東洋大のペースとなり逆転を許す、 しかし粘り強くタマリバがディフェンスすると、 東洋はたまらずミスを重ねて、徐々にタマリバのペースに。
常に7点差以内の緊迫した状態で試合は終盤を迎えたが、 ここで大きくタマリバに流れを引き寄せたのが、 今季新加入のLO岩宮と、今年もリーダーとして チームを牽引するWTB畑のタックルである。 相手をうずくまらせるような豪快なタックルにチームも勢いづき、 粘りを見せる東洋大を突き放し、最後は55-40でこの乱打戦を制した。
ディフェンスでの課題は山積しているが、まずは初戦勝利ということで、 これからの長いシーズンに向け明るい材料となるだろう。 今回対戦した好敵手の東洋大とは、6月8日に再戦が予定されている。 両チーム、今よりも数段の成長が見られるゲームとしたい。 1 岩下 2 石川 3 小川 4 野口 5 岩宮(new face)⇒松丸(後半30分) 6 西川⇒荻(後半0分) 7 松丸⇒ひしき(new face/後半30分) 8 井戸 9 西田⇒石橋(後半35分) 10 小林 11 丹羽⇒畑(前半25分) 12 畑⇒足立(new face/前半25分) 13 飛野 14 川上⇒ジェフリー(new face/後半15分) 15 大川 ※番外編※
なお、同会場で試合終了後にちびっこ同級生3名で行われた セービングレース10本勝負の結果は下記の通り。 天性の運動神経をいかんなく発揮した志春の圧勝となった。 数ヶ月の若干のハンディはあるとはいえ、 男性陣の惨敗。次節の奮起に期待したい。 志春(4歳0ヵ月):7勝 煌介(3歳10ヵ月) :2勝 冬真(3歳4ヵ月):1勝