2月1日(土)横河武蔵野アトラスターズ戦 観戦記
2014/02/05
全国大会準々決勝と準決勝の間、1ヵ月の間でどれだけ成長できるか、 クラブの覇権を奪還するには重要な期間となる。 2/1(土)絶好の機会が訪れた。 トップイースト2位の横河武蔵野アトラスターズとの練習試合が実現した。 相手は、トップリーグ昇格に向け連戦中で、試合に出場していないメンバー中心の 編成となったが、神奈川タマリバクラブとしては、全国優勝に向けさらにレベルアップを目指し、 モチベーションの高い状態でこの試合に挑んだ。試合前、西田、岩下が「絶対に勝ちたい」という気持ちを選手全員に全身全霊で伝え、 体格、体力で勝る相手に一丸となって気持ちでぶつかった。
開始早々、防戦一方の展開となる。執拗にラックサイドを突いてはオフロードパスで 突破を図る横河に対し、タマリバの武器であるダブルタックルと起き上がりの早さを見せ、 自陣ゴール前で粘りのディフェンスを見せた。 しかし、度重なるフェイズにたまらずペナルティを犯すと、そのアドバンテージから、 キックパスを見事に成功させた横河に先制トライを奪われた。
ほぼ毎年、横河と練習試合を行っているが、毎度少しずつのゲインを許し、ブレイクダウンでも じりじりとプレッシャーをかけられ、その差が大きく開いてしまう展開であったが、 この日は、SO福田を中心に、チームとしての冷静さを失うことなく、最後まで横河を苦しめた。
前半は26対5で4トライを失ったものの、執拗なディフェンスのおかげで相手は攻め疲れし、 後半は逆に、タマリバの優位な展開となった。 後半開始前、SO福田の指示で「楽にボールが出せるようになるはずだから、自陣からでも展開していこう。」と 号令がかかると、ブレイクダウンでテンポの良いボールが供給されるようになり、タマリバがペースを握る。 ディフェンスでも早い出足を見せ、相手のミスを誘うなどして、後半30分までに3つのトライを奪う。 今年の最大の武器であるラインアウトモールからのトライ。、西田が判断よく飛び出し、 インターセプトから独走トライ。ゴール前密集からFWが力づくで奪ったトライ。26対24まで迫った。
互角以上の戦いを見せたタマリバであったが、走力のある横河のバックスにトライを許すと、33-24とされ、 最後に連続攻撃から、CTB小林が意地のトライをあげ、再度2点差に詰め寄ったが、時すでに遅く、 最終的には、33-31でノーサイドとなった。 「惜しい試合したとはいえ、負けは負け。この悔しさは絶対に忘れない。」 「タマリバは創部当時からトップイーストみたいなチームを目標にやってきた。勝たなければ意味がない。」 と口々に悔しさをにじませた。 この悔しさをばねに、さらにレベルアップした姿が全国クラブ大会準決勝で見れるだろう。 <試合メンバー> 1.石川 2.高家 3.岩下 4.野口 5.松丸 6.荻 → 後半0分 西川 7.高 8.小橋川 9.西田 → 後半30分 石橋 10.福田 11.牧野 12.小林 13.羽生 14.大岡 → 後半20分 大川 15.飛野 16.北斗 17.小川 18.マウオラ 19.西川 20.石橋 21.大川
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