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芦屋クラブ戦 観戦記

2013/05/20

5月19日(日)
神奈川タマリバがシーズン初戦、西田主将の主将としての初陣を迎えた。
相手は、今年で3回目の交流戦となる関西の雄、芦屋クラブ。
これまで2ヶ月間の練習の成果を発揮できるか、注目の一戦となった。

気持ちを作るためにも、タマリバファーストジャージで挑んだが、
キックオフ直後から気持ちが全面に出た。




今シーズン、ラック回りのアタックにこだわり、練習を積み重ねたが、
その成果がいきなり発揮される。

SH西田からNo.8近藤が直接ボールを受けると、DFラインを切り裂き独走、LO小橋川と繋いで、ノーホイッスルトライ。
その後もFWとBK一体となったアタックを見せ、前半30分までに5トライを奪い一気にタマリバのペースに持ち込んだ。
西田が振り返るように、この日はミスが少なく、攻撃の手を休めることなくいい継続が何度も見られた。




しかし、後半30分くらいから、徐々に芦屋クラブが自分達の流れに持ち込む。
主将でSO玉田の巧みなキックと、スピード溢れるランにより、数々のチャンスを作り出した。タマリバも新人CTB町田のビックタックルなどで、粘りを見せたが、後半終了間際に2トライを献上してしまい、35-14で前半を折り返した。





この日は、ここ数年のタマリバとしては稀に見る参加者の多さで、
約30名の選手が名を連ねた。
新人も多く加入し、さらに厚みのあるラグビーが期待できる。

後半はセブンズで活躍中の羽生と新戦力の安倍が両CTBとして出場した。
そのセブンズ仕込みの運動量の多さと球際の勝負強さで、何度も相手のアタックを寸断し、チャンスメイク。自らもトライをあげる。
後半開始10分で3トライをあげ、勝負は決した。




しかし、芦屋クラブ代表の大西さんが、最後まで切れなかったことが収穫だし、芦屋の強みと語るように、芦屋クラブも最後まであきらめることなく全員で必死にタックルに入り、積極的にトライを奪いにきた。
そして、最後に2つのトライを奪う反撃を見せた。
勝負は決していたものの、このひたむきな姿勢はタマリバにとってもいいお手本になった。



終わってみれば、100点に届こうか、というほどトライを積み重ねたが、
西田は、まだまだ課題はある、と。特に何度もロングゲインを許した、BKのディフェンスと、テンポを乱してしまうようなブレイクダウンが散見されたので、それらを指摘し、チームに渇をいれた。



春シーズン、上々の滑り出しを見せた、神奈川タマリバクラブ。
新主将のもと、これからどういうチームに成長していくのか楽しみである。


※タマリバ主将(写真・左)と芦屋クラブ主将(写真・右)


なお、本日会場となったYC&ACグランドのクラブハウスで、
盛大なアフターマッチファンクションが行われた。
この試合のために、兵庫から来ていただいた、芦屋クラブへのおもてなしとして、この会もとても選手の気持ちが入っており、芦屋クラブの皆さんのご協力もあり、素晴らしいファンクションとなった。
今後もこのような交流を続くことを、期待している。







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