TCL第2節 RKUラグビー龍ケ崎戦 観戦記
2012/09/30
~5連戦の幕開け~
「タマリバの展開ラグビーが帰ってきた」
試合後、この日レフリーを務めた桜岡RFはシャワールームで、
とあるタマリバのメンバーに話しかけた。
「タマリバいい展開ラグビーするね。こうでなくっちゃ。」
台風17号の接近により、悪天候の中の試合が予想されていたが、
この日の水戸の天候は晴れ/気温27℃。
まだまだ夏の暑さの残るなかでの試合となった。
試合開始。
RKU龍ケ崎ボールのKO.
前節のミスの多さを課題に上げて試合に臨んだタマリバであったが、
このボールをノッコン。
これでゲーム立ち上がりの流れを失ってしまう。
さらには連続してペナルティを犯し、自陣深くでの戦いが続く。
前半6分
執拗にラックサイドを攻めてくるRKUに対し、DFで耐えるタマリバであったが、
刺さるはずのタックルもどこか丸く、立ち遅れる場面も。
結局、ゴール前ラックから、相手SHがパスダミーから抜け出しゴール中央にトライを決める。
「切り替えろ!!」冨田副将の檄が飛ぶ。
ここでようやくスイッチが入ったのか、一転して
タマリバらしい展開ラグビーが始まる。
相手キックをカウンターから、連続してフェーズを重ね、テンポ良く左右にボールを動かす。
前半10分、右ゴール前ラックから⑨→⑩→⑫→⑬飛野がトライ
前半15分、左ゴール前ラックから⑨→⑧が抜け出しフォローした⑬飛野がトライ
久しぶりにタマリバらしい展開ラグビーが見られたシーンであった。
更に、⑩宮原⑫川崎の前に出るDFが機能し、相手ラインを前で食い止め、ターンオーバーを連発。
前半25分にはそのターンオーバーボールを⑬飛野が拾い、50mを走りきりトライ。
前半のアタックの良いリズムはその後も続き、
34分⑬飛野、40分②石川とトライを重ね31−7で前半を折り返した。
後半
タマリバは更にボールを動かす為に⑫川崎に替え⑳田村を、⑬飛野に替え⑲小林を投入。
⑳田村⑩宮原のダブルSO体制で、突き放しにかかった。
しかし、前半に大量失点をしたRKUの目の色が変わる。
タマリバのラックサイドDFにほころびを見つけ、ポイント廻りにランナーが走り込む。
それに対し、タマリバのDFは前半の大量リードに弛みが出たのか受けに回ってしまう。
後半6分にはハーフライン付近右ラックから、またしても相手SHが抜け出し、最後は
フォローしたWTBがトライ。
さらに、後半12分
タマリバが犯したペナルティをキックで確実に前進し、ラインアウトモールを形成。
連続ラックからタマリバゴールラインを陥れる。
この時点で12-31となり、タマリバFWにも疲れの色が見え始める。
「相手にあわせるな!!」
グランド外から2004~2005主将の中村凸の声が飛ぶ。
後半20分を回ってから、ようやくタマリバはテンポアップを合い言葉にもう一度走りはじめ、
自分たちのペースを取り戻す。
後半から投入の⑳田村を起点に②石川⑲小林がよく前に出る。
フェーズを重ね
21分 敵陣ゴール前ラックから⑨→⑤野口がトライ。
36分 ハーフライン付近から⑳→21→⑭野木がトライ。
43分 敵陣ゴール前ラックから⑨→22畑がトライ。
最終的にスコアは
50−19となり、ノーサイドを迎えた。
「前半、後半共に開始早々にRKUの圧力に失点を許したことが課題」と西田副将が振り返るとおり、
ブレイクダウンやDF面での課題が多く残る試合ではあったが、
タマリバらしいテンポの良い展開ラグビーが久しぶりに見れたのは
何よりの収穫だろう。
次節は強豪駒場WMMが相手。
タマリバの実力を試すには絶好の相手である。
春シーズンからの成長を感じられる試合に出来るか。
タマリバの奮起に期待したい。
「タマリバの展開ラグビーが帰ってきた」
試合後、この日レフリーを務めた桜岡RFはシャワールームで、
とあるタマリバのメンバーに話しかけた。
「タマリバいい展開ラグビーするね。こうでなくっちゃ。」
台風17号の接近により、悪天候の中の試合が予想されていたが、
この日の水戸の天候は晴れ/気温27℃。
まだまだ夏の暑さの残るなかでの試合となった。
試合開始。
RKU龍ケ崎ボールのKO.
前節のミスの多さを課題に上げて試合に臨んだタマリバであったが、
このボールをノッコン。
これでゲーム立ち上がりの流れを失ってしまう。
さらには連続してペナルティを犯し、自陣深くでの戦いが続く。
前半6分
執拗にラックサイドを攻めてくるRKUに対し、DFで耐えるタマリバであったが、
刺さるはずのタックルもどこか丸く、立ち遅れる場面も。
結局、ゴール前ラックから、相手SHがパスダミーから抜け出しゴール中央にトライを決める。
「切り替えろ!!」冨田副将の檄が飛ぶ。
ここでようやくスイッチが入ったのか、一転して
タマリバらしい展開ラグビーが始まる。
相手キックをカウンターから、連続してフェーズを重ね、テンポ良く左右にボールを動かす。
前半10分、右ゴール前ラックから⑨→⑩→⑫→⑬飛野がトライ
前半15分、左ゴール前ラックから⑨→⑧が抜け出しフォローした⑬飛野がトライ
久しぶりにタマリバらしい展開ラグビーが見られたシーンであった。
更に、⑩宮原⑫川崎の前に出るDFが機能し、相手ラインを前で食い止め、ターンオーバーを連発。
前半25分にはそのターンオーバーボールを⑬飛野が拾い、50mを走りきりトライ。
前半のアタックの良いリズムはその後も続き、
34分⑬飛野、40分②石川とトライを重ね31−7で前半を折り返した。
後半
タマリバは更にボールを動かす為に⑫川崎に替え⑳田村を、⑬飛野に替え⑲小林を投入。
⑳田村⑩宮原のダブルSO体制で、突き放しにかかった。
しかし、前半に大量失点をしたRKUの目の色が変わる。
タマリバのラックサイドDFにほころびを見つけ、ポイント廻りにランナーが走り込む。
それに対し、タマリバのDFは前半の大量リードに弛みが出たのか受けに回ってしまう。
後半6分にはハーフライン付近右ラックから、またしても相手SHが抜け出し、最後は
フォローしたWTBがトライ。
さらに、後半12分
タマリバが犯したペナルティをキックで確実に前進し、ラインアウトモールを形成。
連続ラックからタマリバゴールラインを陥れる。
この時点で12-31となり、タマリバFWにも疲れの色が見え始める。
「相手にあわせるな!!」
グランド外から2004~2005主将の中村凸の声が飛ぶ。
後半20分を回ってから、ようやくタマリバはテンポアップを合い言葉にもう一度走りはじめ、
自分たちのペースを取り戻す。
後半から投入の⑳田村を起点に②石川⑲小林がよく前に出る。
フェーズを重ね
21分 敵陣ゴール前ラックから⑨→⑤野口がトライ。
36分 ハーフライン付近から⑳→21→⑭野木がトライ。
43分 敵陣ゴール前ラックから⑨→22畑がトライ。
最終的にスコアは
50−19となり、ノーサイドを迎えた。
「前半、後半共に開始早々にRKUの圧力に失点を許したことが課題」と西田副将が振り返るとおり、
ブレイクダウンやDF面での課題が多く残る試合ではあったが、
タマリバらしいテンポの良い展開ラグビーが久しぶりに見れたのは
何よりの収穫だろう。
次節は強豪駒場WMMが相手。
タマリバの実力を試すには絶好の相手である。
春シーズンからの成長を感じられる試合に出来るか。
タマリバの奮起に期待したい。