3/3 相模原セブンズ
2012/03/03
前日の雨が心配されたが、天候にも恵まれラグビー日和となった麻溝競技場
クラブチームと学生による相模原セブンズが開催された。
参加チームは6チームと小規模ながらもタマリバからA、B2チーム参加した。
YCAC、神奈川セブンズ、北海道セブンズ(仮)と今春のセブンズシリーズの開幕戦となった。
Aチームメンバー Bチームメンバー
1 野木 彰大 1 畑 隆樹
2 羽生 憲久 2 羽田 一生
3 松岡 成佑 3 武田 晋
4 大野 孝義 4 川上 龍介
5 富田 信也 5 冨田 隆史
6 福田 恒輝 6 金澤 卓弥
7 高村 真介 7 加来 孝之
8 飛野 達 8 大岡 佑一郎
9 鈴木 耕太郎 9 大川 恭平
10 前田 樹 10 石川 悠久
予選は2組に分かれ3チームごとのリーグ戦。
神奈川タマリバの両チームは、双方のブロックに分かれて総当たり戦で、
A、Bチームとも順調に勝利を重ねた。
Aブロック/タマリバA、国学院大学、桜美林大学
Bブロック/タマリバB、ゼロバイソンズ、麻布大学
Aチームでは大野が、Bチームでは武田が、そのスピードを生かしトライを量産する。
また、Aチームの福田、Bチームの羽田が強烈なキャプテンシーを発揮し、隙のないゲームを演出した。
A、Bブロックの1,2位チームがたすき掛けで当たる準決勝、
AチームはVSゼロバイソンズ。危なげなく勝利したが
Bチームは国学院大学に対し、前半はリードを奪われる展開。
21-19とゴール差で何とか勝利をものにした。
いよいよ決勝戦。
Bチームの気合は十分であった。
YC&ACセブンズ大会を4月に控え、メンバーに食い込もうと全員が決死の覚悟で挑んだ。
それに対し、気負ったAチームは、ミスを連発する。
そのミスにつけ込み先制トライを奪ったのはBチーム。ゴール右隅に大川が2人のタックルを交わしトライ(0-5)を挙げる。
しかし、負けじとAチーム。
トライゲッター大野が、こちらは3人のタックルをかわしてトライ。(5-5)
その後も、一進一退の攻防を見せるがお互い好機を作ることはできずそのまま前半が終了する。
後半もこう着状態が続く。
石川の突進に飛野が食らいつき、大野のスワーブに羽田が執念のタックル。
普段は見れないタマリバン同士の本気戦いが繰り広げられた。
均衡を破ったのは石川。
疲れが見え始めた状況で、最後は渾身の当たりで鈴木を弾き飛ばしトライを奪った(5-10)
その後、Aチームが最後の反撃に出るが、Bチームも最後まで集中を切らすことなく守り抜き、
そのままノーサイドとなった。
図らずも敗戦の将となった福田は、アフターマッチファンクションで、
「YC&ACの前にこれだけ悔しい敗戦を味わうことができてよかった。
また一から積み上げて、これからのセブンズシーズンに挑みたい」と熱く語った。
神奈川タマリバのもう一つの戦い、セブンズ。
最終目標は10月に行われるシンガポールクリケットセブンズである。
各国の代表クラスが集うこの大会での小国日本の小クラブ神奈川タマリバの大活躍を期待する。

ボール争奪戦は意地と意地のぶつかり合いでもあった。

決勝トライを挙げた石川のラン

この日のMVPは武田・・・かも。

最後は仲良く記念撮影。はたして誰がYC&ACセブンズに出場するのか。