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TCL第8節 vs 北海道バーバリアンズ戦観戦記

2014/12/22

いよいよ訪れた、北海道バーバリアンズとの再戦の時。

東日本クラブ選手権での敗戦から4週間、
タマリバはこの一戦で勝つために取り組んできた。

バーバリアンズがリードし終盤にさしかかるも、
PGを効果的に選択したことが功を奏し、後半40分に⑩福田のトライで逆転。
30-27で勝利し、勝ち点を37に伸ばしたタマリバの優勝で今季のTCLは幕を下ろした。
 

 

今シーズンのタマリバを占う意味でも、落とすことのできない戦い。
期待と不安とが入り混じる中、キックオフを迎えた。
FWの平均体重ではタマリバを10Kg上回るバーバリアンズは序盤から優位にスクラムを形成していく。
対するタマリバも相手ボールを果敢にターンオーバーするなど両者一歩も譲らない。


先制点は5分。
自陣深くでの相手ボールラインアウトからフェーズを重ねられ、
体格で勝る相手の突破を止めることができずトライを許してしまう
しかし直後のキックオフですぐさまタマリバはノーホイッスルトライで反撃。
相手のキックを⑦小橋川がチャージし最後は⑪宮川が加点した。

7-7とし、試合は振り出しに。

12分にはラインアウトモールから展開され失点。
15分には⑮小林がPGを決めるも、
18分には自陣5メートルでのラインアウトからモールトライを奪われ10-19となる。
追加点を挙げたいタマリバは31分、ラインアウトから素早く攻撃を組み立てていく。
フェーズを重ね、⑭遠藤がインゴールに駆け込む。15-22で前半を終えた。

 

後半になるとタマリバはスクラムを修正し、巻き返しを図る。
そして3度のスクラムホイールが、勝利への機運を高めた。

良い流れの中でアタックをしてもなかなかトライまで結びつけられない時間が続いたが、
18分に⑩福田がゴールラインを割り、20-22まで詰め寄る。
28分には敵陣5メートルまで攻め込むも、ペナルティーにより相手ボールとなってしまう。
間髪いれずにバーバリアンズの外国人選手トリオにパスを回され失点。
20-27と、再び点差が広がってしまう。

それでも34分にペナルティーを受けると、PGを選択。
残り6分で1トライを挙げられれば逆転での勝利となる。
一筋縄ではいかない状況ながら、タマリバ勢の表情には自信と笑顔が見られた。

39分、敵陣22メートル付近でのマイボールラインアウトがノットストレートとなってしまう。
タマリバの攻撃はここまでかと思われたものの、試合はまだ終わらない。
相手が蹴ったキックを⑥高が冷静に対応。
これをマイボールとし、ハーフウェーライン付近から一気に攻め上がる。
最後は⑩福田がインゴール中央にボールを叩きつけ逆転に成功。
30-27で試合を終えた。

バーバリアンズのペナルティーに助けられたこともあり掴んだ薄氷の勝利。
それでも4週間前に破れた相手に対し逆転の末勝利したことは、
タマリバにとって大きな自信となった。
そして勝利だけに留まらず、課題に対し、
自分たちが取り組んでいることが間違いでないことを強く実感した戦いとなった。


試合後、バーバリアンズとタマリバは互いを永遠のライバルであると称え合い、
全国大会決勝戦での再々戦を誓った。一つでも多くのものを糧とし、3月1日を迎えたい。

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