Topics

YC&ACセブンズ観戦記

2014/04/11

今年も桜の開花と共にYC&ACセブンズの季節がやってきた。


 
4月6日(日)横浜山手のYC&ACにて第55回YC&AC JAPAN SEVENSトーナメントが開催された。
昨年度はコンソレーションで優勝を果たしたタマリバセブンズ。
今年度はチャンピオンシップトーナメントでの上位進出を目論んでの挑戦となった。



かつては同じグランドで毎週ともに汗を流し、現在は地方にバラバラになってしまったメンバーが桜の季節になると横浜に集結する。
年々、仕事環境や家庭環境も変化し、ワークライフラグビーバランスをとることが難しくなってきた、平均年齢32歳のタマリバセブンズであるが、今年もおなじみのメンバーが集まりYC&ACセブンズを迎えることができた。



 
「数を増やす」「惰性の禁止」「3人」を基本に積み上げてきたタマリバであるが、今年は更に、
 
「個人の悪い形を出さない」
「1つの小さなプレーを丁寧に積み重ねる」
「抜き合い(タッチフット力)で勝負する」
 
という共通理解の下、試合に臨んだ。



タマリバの1回戦は日本大学
マイボールキックオフからのDFでプレッシャーをかけ続ける。
常にDFの人数で相手を上回り、日大に思うようなアタックをさせない。
前半最初のトライはDFから生まれた。ジリジリト相手インゴールまで追い詰め、苦し紛れのパスを井戸がインターセプトし、そのままゴールラインに飛び込んだ。
 
 
続くキックオフでも、新加入の松丸がよいDFを見せ、ターンオーバー。
そのボールを竹山へとつなぎ、変幻自在のステップで一人二人とかわし、最後はフォローした安部が走りきりゴール真下へトライを決める。
 
 
その後は一進一退の攻防が続くが、タマリバDFは乱れない。自陣ゴール前で相手キックを畑が拾うと、二人かわしてビッグゲイン。フォローした竹山から最後は福田へとつなぎトライをあげたところで前半終了となった。
 
 
後半開始早々、羽生が仕掛ける。そこにベストクロスで走りこんだ安部が抜け出し、40Mを走りきりトライを決める。アタックをし続けているタマリバセブンズは更に持ち味を発揮する。ペナルティからタッチフット感覚で短いパスをギリギリのところでつなぎ、羽生が見事なパスダミーで抜け出し、50Mを走りきりトライを決める。
 
最終的なスコアは35-0となり完封勝ちを収めた。
 
続く二回戦は、専修大学。
元7人制日本代表監督の村田亙氏が監督を務めるチームである。
 
開始から両チームともよくボールを動かす。ボールがとまることがない。
ペナルティをもらっても両チームともタップキックですぐさまリスタートする。
先制したのは専修大学。
狭いスペースを短いパスとオフロードでつなぎ、タマリバDFを振り切りトライをあげる。
 
すぐに返したいタマリバは福田、竹山、羽生を中心に何度も相手DFラインを突破する。
ゴールライン手前まで行くものの、専修大学の戻りが早く、ゴールラインを陥れることができない。逆に専修は自陣ゴール前でタマリバボールをターンオーバーすると、一気にタマリバゴールラインまで走りきった。
 
専修大学はすばらしいセブンズラグビーを展開していた。
1オン1で仕掛けた後に、惰性で行ききらない。必ずオフロードや短いパス、ストップ&ダッシュを繰り返し、タマリバの反則を誘う。
前半終了間際もペナルティからのすぐさま仕掛け、結局前半だけで3つのトライを重ねた。
 
 
前半をビハインドで折り返したタマリバはメンバーチェンジで流れを変える。
後半開始すぐに得たペナルティを即攻で仕掛け、竹山→飛野→高村とつなぎ高村が抜け出す。最後はフォローした飛野がトライをあげ、反撃ののろしを上げる。
 
その後もゴール前まではいくものの小さなミスがでて、トライを決めきれない。
最後は専修大学にもうひとつトライを決められ、5-26でノーサイドとなった。
 
 
 
チャンピオンシップトーナメント準々決勝で敗退となったが、専修大学は決勝まで進出。
一回戦でタマリバに敗れた日大はコンソレーションで優勝を飾った。
 


来週は神奈川セブンズとセブンズの試合が続いていく。今よりもうまくなりたい。
タマリバセブンズの挑戦はこれからも続く。
 

アーカイブ

週間カレンダー

29(月) 昭和の日
30(火)
1(水)
2(木)
3(金) 憲法記念日
4(土) みどりの日
5(日) こどもの日

カレンダー

 2024年    |    4月 
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

フォトギャラリー

カテゴリ