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TCL決勝 北海道バーバリアンズ戦 観戦記

2012/11/19

東日本クラブトップリーグ決勝
神奈川タマリバ、“北の大地”パワーに2度目の完敗!

10月21日、神奈川タマリバを39-19で破り、その後も快調に勝利を重ね、全勝の北海道バーバリアンズ。
一方、5勝1敗の神奈川タマリバ。
その再戦となる優勝決定戦が11月18日(日)快晴の秩父宮12時キックオフされた。

開始早々から主導権を握ったのは外国人選手4名を擁する北海道BB。
5分、個々の突破力を起点にラックから出たボールをBKに展開し、セブンズ日本代表CTBロテ・トゥキリがトライ。
これを皮切りに9分、15分にもスコア。タマリバの鋭いタックルに対しパワーと高さ、さらにボールキープ力の勝る北海道BBのペースで進んだ。
一方タマリバ、ブレイクダウンで北海道BBの厚い壁に早い球出しできない中、20分過ぎからやっとテンポある攻撃と相手反則からチャンスをつかみ、26分ラインアウトからモールを押し込み後、サイドを突き西澤がトライ。
前半終了間際、ゴール前ラックからフッカー石川が飛び込み12-19で後半へ。

後半4分、タマリバはPKからのチャンスを生かし、安定したラインアウトからモールを経て展開し、SO田村がトライ。
8分、ウイング畑がPGを決め20-19と逆転した。

その直後、タマリバはキックオフボールへの緩慢な動きから北海道BBはチャンスを生かし、
またしてもロテ・トゥキリの突進で20-24と再逆転。

ここから流れが変わり北海道BBは14分、17分、27分、36分にトライ。
防戦一方のタマリバはPGを決めただけで、ダブルスコア23-46でノーサイドとなった。

プレーの精度の高さと豊富な運動量で最後までフィットネスが落ちなかった北海道BBの完勝であった。
両チームともハンドリングミスも少なく、継続性あるプレーの展開を心掛けたJRFU清水レフリーのレフリングが試合を引き締めた。

北海道BB田尻代表、「実にいい試合だった」と笑顔で一言。
一方、タマリバ冨野HC「北海道BBの素晴らしいチーム環境と運営体制の成果がはっきりと出てきた。」
と中盤の勝負どころで粘れなかった現状に厳しい表情。

課題が多いが、12月24日から始まる全国クラブ選手権に雪辱を期したい。
(報告:クラブ委員会 委員長 長井 勉)
 

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