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4/22 VS U-20 JAPAN 観戦記

2012/04/26

4月22日 VS U-20 JAPAN 流通経済大竜ヶ崎グランド

今季のU-20の初めての対外試合のとなる相手は、神奈川タマリバクラブとなった。
U-20の監督を務める、中竹氏からの依頼により、Kタマリバにとっては願ってもない相手と
対戦を実現することができた。

雨の降るあいにくの天候での試合となったが、Kタマリバのモチベーションは高く、
現段階で自分たちの実力はどれほどのものなのか、自分たちの足りないものは何なのか、
そして、自分たちの目指す方向が正しいのかを確認する絶好の機会でもあった。

試合開始直後からブレイクダウンでの激しい攻防が続いた。
お互いターンオーバーの応酬となり、主導権をどちらが握るのは、見ごたえのある時間帯が続き、
前半終了時でトライ数は1対4、互角とは言い難いが、その差は紙一重と言っても問題ないだろう。
U-20の後半メンバーは、すべて入れ替わり、最終的にはトライ数で2対12の大差での敗戦となった。

Kタマリバがこの試合で最も大きな課題となったのが、ブレイクダウンでのペナルティである。
代表レベルでのレフリングにおいては、クラブレベルのブレイクダウンはほとんどが反則となった。
ペナルティを犯さず、何度も何度も相手に食らいつく執拗なディフェンスが成功した場合には、
最終的に相手ボールを奪取し、何度もビックチャンスを生んだ。
しかし、相手のアタックのプレッシャーに耐え切れずペナルティを犯してしまうと、
まったくの受け身に回ってしまい、相手の速攻から、またはゴール前ラインアウトから、
何度もトライを許す結果となってしまった。

大差での敗戦となったものの、課題は明確となり、収穫も多く、今季のチーム作りに置いて
とても重要な試合であったことは間違いない。
特に大きな収穫は、この日デビュー戦となった3番の鈴木進太郎の活躍だ。
つい先月まで高校生だった加藤だが、U-20相手のスクラムは互角かそれ以上。
フィールドプレーにおいても、力強いアタックと隙を見せないディフェンスを見せ、
その高い身体能力をいかんなく発揮し、チームに大きく貢献した。今後の活躍が楽しみな選手である。
また、この日奪った2つのトライは、いずれも執拗なディフェンスによるターンオーバーからの速攻で、
まさに今季Kタマリバが目指すラグビーであり、今季も大きな武器になるだろう。

試合後は中竹監督から、多くのアドバイスをいただいた。
1対1におけるタックルのスキル、タックルをした後に重要な動作。アタック面でも相手のかわし方など、
細部に拘ったスキルとそのトレーニング方法はKタマリバに足りないところでもあり、
自分たちより強いチームに勝つためには、必要不可欠な要素である。

試合の中でも、その後でも、これだけ有意義な時間を過ごすことができたことは、
これからのKタマリバにとって大きな財産になることは間違いない。

 

◆主将 飛野のコメント

REVIVEと個々のタックル精度だけこだわろうと試合に臨みました。
いいタックルやしつこいDF、ターンオーバーも見られ、収穫もありましたが、
まだまだ積み上げれていないという、自分達の練習不足を実感した
試合でもありました。
 
ペナルティの多さは相変わらずの課題で、この試合で出た課題を
一つ一つ潰して、着実にレベルアップしていきたいと思います。







 

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