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YC&ACセブンス観戦記

2012/04/12

4月8日(日) YC&ACセブンスが開催された。
1959年から続く本大会は強豪大学や社会人チームを招待し、行われている
日本を代表するセブンス大会の一つである。

2008年からYC&ACが3連覇中(2011年は東日本大震災のため中止)であるが、
今年はトップリーグチームが不参加のため、神奈川タマリバセブンスチームは
悲願の優勝を目指して大会に臨んだ。

初戦の筑波大戦。
やや固さの残る筑波大に対し、タマリバは福田恒輝、竹山正史、羽生憲久を中心に攻勢にでる。
何度も筑波DFラインをブレイクし、最後は鈴木耕太郎が仕留める。同じ展開で石原慎太郎も続く。
前半は12-0で折り返した。

しかし、後半に入ると筑波大が反撃にでる。
個人の強さと早さを生かし、タマリバDFに襲いかかる。
個人技で2トライを返し、試合終了間際にだめ押しのトライ。

結局12-21で試合終了となった。
















試合後、「守りに入ってしまった」と語るように、
強みであるアタックを展開できなかったことが敗因となった。



この結果、タマリバはコンソレーションに回り、1回戦を中央大、準決勝を帝京大と戦うことになった。
コンソレーションに入り、大爆発したのが、吉川慶(タマリバ創世記メンバー、WTB)である。

中央大、帝京大と何度もラインブレイクを繰り返し、なんと帝京大戦では、圧巻の3トライを
あげる。独特の間合いのステップ、早稲田時代からチームメイトの福田恒輝との息はぴったりであった。

タマリバは中央大を26-19、帝京大を29-14で退け、コンソレーションの決勝へ駒を進めた。


コンソレーション決勝は拓殖大学。
2008年度、タマリバに所属していた大松直人が4年生として所属しているチームであり、
大松との対戦を楽しみにしていたメンバーも多かった。

対する大松率いる拓殖大学も、タマリバの攻撃を警戒している模様。
試合開始直後から、大きな声をだし、キーマンへのマークを強める。

10分ハーフで行われた決勝は、
開始直後、抜け出した羽生憲久に飛野達がフォローしタマリバが先制する。
しかし、その後は疲れもあったのか、大松直人のランに翻弄され、トライを重ねられる。

大きく点差に開いた後半残り3分。ここからタマリバが反撃を見せる。
丁寧にフェーズを重ね、2トライを返すが、無情のノーサイド。
結局17-54で試合終了を迎える。





試合終了後は、カップトーナメントとコンソレーションのファイナルに進んだ4チームによるファンクションが
開催された。
初戦でタマリバが惜敗した筑波大学は2回戦のCANON、準決勝の早稲田を下し、カップファイナルへ進出。
決勝でもYC&AC相手に大健闘。
後半ロスタイムに逆転トライと思われたところで、痛恨のインゴールノッコン。
惜しくも快挙を逃す結果となり、2012年度のYC&ACセブンスもYC&ACが優勝し、見事4連覇を果たした。















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