全国クラブ大会 準決勝 VS 名古屋クラブ 快勝!
2012/01/10
観戦記: 名古屋ラグビークラブ・クラスクラシコvs神奈川タマリバクラブ
熊谷ラグビー場で行われた全国クラブ選手権準決勝一試合目。
一回戦で九州の玄海タンガロアを鮮やかな逆転勝利で破った名古屋クラブと昨年度覇者のタマリバと激突した。
前半風上の神奈川タマリバ、SO出村の長いキックを生かして名古屋陣地に入りこむと、
FKから形成したモールを押し込み前半11分、先制トライ。(G失敗 5-0)
風下にたった名古屋クラブはモールからのサイドアタック継続によりBKへのボール展開を減らすことでボール占有率を上げ、
試合自体はスローペースに落としこんでイニシアチブを取ろうというゲームプラン。
タマリバは先制するものの、名古屋クラブのゲームプランに入り込み、得点を重ねることが出来ずゲームは膠着状態に陥る。
次に試合が動いたのは35分。 名古屋ゴールポスト前で出来たラックからタマリバは左に連続展開。
最後はCTB川崎が飛び込みトライ。(12-0)
続く38分、中央からの混戦よりタマリバCTB羽田が名古屋ラインを突破、
タックルを受けるも好サポートについたFL清登にパス、さらにリターンでパスを受け、
羽田がそのままポスト裏まで回り込んでトライ。(19-0)
後半、風上に立った名古屋はゲームプランを一変させる。積極的にBKに展開することで、
前半スローペースに慣らされてしまっていたタマリバの防御を翻弄し、タマリバ陣内でのゲーム展開。
ここで一本とれば試合の行方は分からない、とすら思わせる展開。
だが後半7分、攻め続けながらも最後の一手を決められずにいた名古屋のパスをタマリバWTB畑がインターセプト、
自陣から60mを走り切りトライをとる。(24-0)
ゲーム自体の趨勢は決まったものの、その後もセットプレーが安定しないタマリバはゲームの支配権を握れず、
名古屋クラブの攻撃は継続される。
後半、32分 名古屋クラブが遂にタマリバゴールラインを陥れるが、痛恨のインゴールノッコン。
その後、名古屋陣内に入り込んだタマリバは後半途中から入ったフレッシュな選手が活躍する。
FL加来がの好フォローから、タックラー二人を振りちぎってのトライ。
終了間際にはSO出村のインターセプトから一気に名古屋陣内に入り込み、連続攻撃。
またしてもFL加来がラインを突破し、FL小山につなぐ。最後はゴール前のラックから横をSH金澤が飛び込みトライ。
34-0でノーサイドを迎えた。
70%を自陣で闘うことを強いられたタマリバの飛野主将は試合後のファンクションで
「名古屋さんの戦術にハマってしまい、防御のみの試合を余儀なくされ、
頑張ったが個々のラインブレイクにやられることが多かった。防御の制度を上げることが大きな課題」と語った。
敗れた名古屋クラブの家長主将は「本当に決勝に進むべく、80分間真剣に闘った。
また一年間チームを作り直して、来年挑戦したい」と既に視線を来年に向けながら、
「我々を破ったタマリバさんには決勝、その先でも頑張って欲しい」とエールを送っていた。
タマリバは1月29日の全国大会決勝にて、駒場WMMを破った六甲ファイティングブル(関西第一代表)と闘うこととなる。
熊谷ラグビー場で行われた全国クラブ選手権準決勝一試合目。
一回戦で九州の玄海タンガロアを鮮やかな逆転勝利で破った名古屋クラブと昨年度覇者のタマリバと激突した。
前半風上の神奈川タマリバ、SO出村の長いキックを生かして名古屋陣地に入りこむと、
FKから形成したモールを押し込み前半11分、先制トライ。(G失敗 5-0)
風下にたった名古屋クラブはモールからのサイドアタック継続によりBKへのボール展開を減らすことでボール占有率を上げ、
試合自体はスローペースに落としこんでイニシアチブを取ろうというゲームプラン。
タマリバは先制するものの、名古屋クラブのゲームプランに入り込み、得点を重ねることが出来ずゲームは膠着状態に陥る。
次に試合が動いたのは35分。 名古屋ゴールポスト前で出来たラックからタマリバは左に連続展開。
最後はCTB川崎が飛び込みトライ。(12-0)
続く38分、中央からの混戦よりタマリバCTB羽田が名古屋ラインを突破、
タックルを受けるも好サポートについたFL清登にパス、さらにリターンでパスを受け、
羽田がそのままポスト裏まで回り込んでトライ。(19-0)
後半、風上に立った名古屋はゲームプランを一変させる。積極的にBKに展開することで、
前半スローペースに慣らされてしまっていたタマリバの防御を翻弄し、タマリバ陣内でのゲーム展開。
ここで一本とれば試合の行方は分からない、とすら思わせる展開。
だが後半7分、攻め続けながらも最後の一手を決められずにいた名古屋のパスをタマリバWTB畑がインターセプト、
自陣から60mを走り切りトライをとる。(24-0)
ゲーム自体の趨勢は決まったものの、その後もセットプレーが安定しないタマリバはゲームの支配権を握れず、
名古屋クラブの攻撃は継続される。
後半、32分 名古屋クラブが遂にタマリバゴールラインを陥れるが、痛恨のインゴールノッコン。
その後、名古屋陣内に入り込んだタマリバは後半途中から入ったフレッシュな選手が活躍する。
FL加来がの好フォローから、タックラー二人を振りちぎってのトライ。
終了間際にはSO出村のインターセプトから一気に名古屋陣内に入り込み、連続攻撃。
またしてもFL加来がラインを突破し、FL小山につなぐ。最後はゴール前のラックから横をSH金澤が飛び込みトライ。
34-0でノーサイドを迎えた。
70%を自陣で闘うことを強いられたタマリバの飛野主将は試合後のファンクションで
「名古屋さんの戦術にハマってしまい、防御のみの試合を余儀なくされ、
頑張ったが個々のラインブレイクにやられることが多かった。防御の制度を上げることが大きな課題」と語った。
敗れた名古屋クラブの家長主将は「本当に決勝に進むべく、80分間真剣に闘った。
また一年間チームを作り直して、来年挑戦したい」と既に視線を来年に向けながら、
「我々を破ったタマリバさんには決勝、その先でも頑張って欲しい」とエールを送っていた。
タマリバは1月29日の全国大会決勝にて、駒場WMMを破った六甲ファイティングブル(関西第一代表)と闘うこととなる。
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