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東日本TCL決勝 vs駒場WMM 24-21で勝利!

2011/11/21

 【神奈川タマリバクラブ vs 駒場WMM】
 
一敗同士で迎えた東日本決勝。直接対決は駒場WMMが制したが、タマリバも主力を欠いていたこともあり、
今日の決勝が双方万全の体制で挑む一戦となった。
 
前半6分、タマリバは先制のチャンスを得てPGを狙うが外すが惜しくもポールにあたり跳ね返される。
その後も、駒場陣内にて攻め込み続けるが、取りきれず。膠着状態が続く。
駒場SO浜本、タマリバSO出村のキック応酬の前半。
 
先制したのは駒場WMM。タマリバ陣内のラインアウトより出来たラックから出た球をSO浜本からパスを受け、
CTB内山がタックルをひきずりながらポスト下に身体を伸ばしてトライ。(7-0)

対するタマリバは23分。LOからのモールを押し込んでから左に大きく展開。
SO出村からライン参加のWTB武田、FB西田とつなぎ、西田が掴まれながら放ったパスを
再度ラインに入ったSO出村がキャッチし、そのままゴールラインへダイブ。(7-5 G失敗)

一方の駒場も31分に、タマリバG前スクラムより駒場SO浜本がギャップを突き突破、
ポスト下にトライ。ゴール成功し、14-5と差を広げる。
 
前半終了間際、タマリバはラックから右に展開。WTB畑が駒場ディフェンスをかわしトライ。
G成功し、14-12と点差を縮める。
 
後半に入ってもこう着状態は続く。駒場陣内でのプレーが続くが、本日のタマリバは細かなミスも続き、
ゴールを落としきれない。
後半22分、ラインアウトからモールを押し込み、左隅にFL西川がトライ。
難しい角度のGもWTB畑が決めて、14-19と逆転にようやく成功。
さらに29分、FW、BKの織りなす連続攻撃で出来たスペースにCTB飛野が飛び込み、トライ。
14-24と、試合を決定づけたかと思わせた。
 
ところがそこから駒場の粘りが始まる。気迫の猛攻でラインを押し上げ、
何度もタマリバのラインオフサイドを誘い、39分にペナルティからの速攻で駒場WMMがトライ。
21-24と追い上げ、なおロスタイムの猛攻を仕掛けるが、タマリバがしのぎきり、東日本優勝を獲得した。

 
【記者会見】
富野HC
「今年試行錯誤してきたが、今日のチームがベストと信じて送り出しました。
内容にミスが多く、厳しい試合になりました。」
 
飛野主将
「苦戦の原因はミスに尽きます。ボール占有率は非常に高かったのに、点数を取りきれなかったのはミス。
勝利に対する執念が低かったのでは、と思う。なんとか勝利出来たことが良かったです。」
 
Q.亡くなられた野村さんに対しての思いは?
飛野「喪章をつけて臨みました。 野村さんと一緒にプレーしてきて、信頼出来る熱い人と心に抱いてましたので、
野村さんが作りたかった『強いタマリバ』を具現化すべく、頑張りました。
今日の試合内容ではまだまだ野村さんに報告出来る内容ではないと反省し、次の試合につなげたいです。」
 
富野「創成から今11年。仕事をしながらTOPに挑戦する力、
クラブに来てからさらに真剣にプレーする気持ちをもった選手でした。こ
れから遺志をついで強い気持ちの選手を育てたいと思います」
 
Q.遺影を持っての入場、お気持ちは?
飛野「かつての野村さんの気持ちを選手とともにグランドに運び込みました。」
 
Q.リーグ戦で駒場に一度負けてましたが?
「リーグ戦の試合を振り返ると、個人の責任力が希薄でした。
野村さんをはじめ創成期のメンバーが大切にしていたことをもう一度取り戻そうと決勝に臨みました。」

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