香港遠征レポート
2007/04/12
毎年3月末に行われるラグビーの世界的イベント、香港7s。そのラグビーウィークの幕開けを担うのが創部100年以上の歴史を誇る香港フットボールクラブ(HKFC)による香港10sである。世界中から24のクラブが集合するこの大会は、スーパー14現役選手レベルが出場することでも知られている。今年は日本からもマクラウド選手、アイイ選手などが出場したが、元オールブラックスのジョナ・ロムー選手の出場が会場中の注目を集めた。
そのような大会にタマリバが日本のクラブチャンピオンとして参戦を始めて3年目。大会に名を刻むべく、挑戦した予選プールでプール一位のフィジアンチームを撃破するも、この大会に合わせてNZ・豪州・サモアから選手の大幅増強を図ったHKFCに惜敗。得失点差で進んだプレートトーナメントではカーディフ大学に破れ、今年の挑戦は終わった。
大会終了後のファンクションでは、ベストトライ賞をSO竹山が受賞。日本独特のこまやかなハンドリングラグビーが評価される結果となった。
このようなレベルの高い大会に挑戦することは、日本選手権挑戦とはまた違った新鮮な風をタマリバに吹き込んでくれている。国内でのクラブから、海外でも闘えるクラブへと、タマリバの挑戦は続く。
以下、選手感想
『ラグビーってこんなに楽しいものなんだ』というのを体で感じた遠征でした。
35歳にして、生涯一番のパス・当たり・カバーディフェンスを体現することができ、まだまだうまくなれる、と思えました。
一方、対戦することはできませんでしたが、メトロ・ペンギン・エイリアンと言ったカップベスト4の強さは異次元でした。
まずは、プレートファイナリストのバイキング・カーディフ大学(我々はこのチームに負けました)に勝つことを目指し、日々の練習も「奴らに勝てるのか?」というのを問いながら取り組みます。
最後に、堪能な中国語を駆使し鬼アテンドぶりを見せてくれたよろちゅう、忙しい中今回遠征を手配してくれたみなみちゃん、一緒にプレーした皆様、本当にありがとうございました。今回は乗り遅れずにすんでよかった、と心から思います。
岩下 剛史
今回始めて香港10sに参加させてもらいました。
個人的な遠征テーマは【肝試し】。
怖いとわかっていながらも行ってみました。
始まるまで本当に怖かった(始まっても怖かったけど)。
で、なんとか生きて帰って来れました。
率直な感想・・・
いやぁ痛いし怖いし出来る事ならもう二度とあんな相手とやりたくない。
でもボルネオ戦のあの緊張感と勝利した時の喜び。
もう10年以上ラグビーやってるけど
我がラグビー人生で最高に幸せな瞬間でした。
あれをまた味わえるなら・・・また・・・。
あー俺、タマリバンでよかった。
安川 敦
遠征主将: 山本ユージ
メンバー(パンフレット記載通り)
1: Sanokeen Daisuke
2 : Nakamura Yoshinori
3 : Iwashita Pico Tsuyoshi
4 : Koizumi Yasuharu,
5 : Takada Shinsaku
6 : Koyama Yohei
7 : Ohse Yusuke
8 : Ishihara Shintaro
9 : Hanyu Norihisa
10 : Takeyama Masafumi
11 : Takagi Ryosuke
12 : Miyahara Katsunori
13 : Yamamoto Yuji (cap)
14 : Matsunami Masayuki
15 : Yasukawa Atsushi
16 : Yoroi Atsushi
17 : Uzawa Guts Tetsumaru
ファンクション出し物: 松涛、宮原、ガッツ+かなう
遠征コーディネート: 萬井
サポーター: 竹山ファミリー
ナイトツアー主将: サノキン