5/15 VS芦屋クラブ 31-12で勝利!
2011/05/16
5/15(日)
強い南風の吹く中、三鷹大沢グランドで、神奈川タマリバクラブ対芦屋クラブの一戦が行われた。
今季より関西トップクラブリーグに昇格した芦屋クラブが春のチャレンジマッチとして、
ディフェンディングチャンピオンのタマリバに挑んだ。
一方、タマリバは先週の快勝から1週間を経て、さらなるレベルアップを目指した1戦。
また、若手を中心とするメンバーで構成され、若い選手には絶好のチャンスとなった。
試合は、強い南風が吹く中キックオフ。
前半に風上を選択したタマリバ。流れに乗りたいタマリバだったが、FWの緩慢さが目立つ。
ラックサイドのディフェンスでのポジショニングの遅さ。ポイントへの集散の遅さ。
そこに付け込んだ、芦屋クラブが先制トライを奪う。(0-7)
その直後にBKの展開から、WTB野木がトライを奪い返し同点とする(7-7)
続けて、連続攻撃からSO出村の好判断から、パントキックが効果的に決まり、
最後はWTB武田が独走でトライ(12-7)
これで一気に流れに乗りたかったタマリバだが、BKでのミスは目立ち、FWが持ち込んだボールを
ターンオーバーされるという、稚拙な攻撃を繰り返し焦りが見え始める。
自滅を繰り返したタマリバは流れを失い、再び芦屋クラブが攻撃する時間帯が訪れ、
連続攻撃から左隅にトライを献上する。(12-12)
前半終了間際に、畑の縦への突破からトライを奪い、何とか前半をリードで折り返した。(19-12)
風下に立った後半だが、ここからが唯一タマリバらしいラグビーを見ることができた。
キックを選択せず、連続攻撃を繰り返す。この試合では、若手のBK陣も出場し、
際立つランニングができるプレーヤーがいないものの、何度もラックのボールを継続し、
縦に入るFWにも効果的なフォローを見せ、トライこそ奪えないものの、長時間ボールをキープした。
ディフェンスにおいても、粘りを見せ、芦屋クラブにゴールラインを譲らない。
後半20分と30分に、1トライずつを上げ、終わってみれば後半はシャットアウト。
最終的なスコアは、31-12の完勝であった。
しかし、この日不在の主将飛野に代わり主将代行を務めたLO冨田、バックスリーダーCTB羽田は、
試合終了後チームメイトに檄を飛ばした。
あくまでタマリバが目標とするのは、学生チャンピオンからの勝利である。
ミスをしない、持ち込んだ球を必ず出す、ディフェンスの早いポジショニングがタマリバの生命線。
当たり前のことを当たり前にこなし、その上が見えてくる。
春シーズン、まだまだ試合は続くが1戦たりとも無駄にはできない。
出場メンバー
1.石川
2.加来
3.房前
4.冨田
5.牧野(武)
6.田中 → 清登
7.西川
8.前田(和)
9.金澤 → 大高
10.出村 → 野木
11.野木 → パク
12.羽田 → 前田(樹)
13.大岡
14.武田 → 小峰 → 栗田
15.畑