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2010年10月17日 東日本TCL第3節 VS 三鷹AC 観戦記

2010/10/17

今季2度目、【薄氷を踏む】勝利

課題を露呈した。

ハンドリングミス、ペナルティの多さ、試合の組み立て、どれを挙げてもこの日のタマリバには苦言しかでてこない。

昨季の全国大会準決勝の駒場戦を再現しているかのようでもあった。

前半から早い展開を仕掛けるものの、相手DFのプレッシャーもあるのか、ハンドリングミスを連発し流れに乗れない。

DFではなかなかターンオーバーすることができず、三鷹のペースに飲まれ、それが焦りとなりペナルティを連発する。

FW戦においてもスクラム、ラックで劣勢にまわり、結局、強みを見出すことができず80分間を終えてしまった感が否めない。


トライを交互に奪う展開で、前半終了時7-10、

後半6分に愛世の独走→高木のトライで14-10

しかしその直後、ミスからトライを献上し14-15

後半28分、スクラムからのサインプレーで若野がトライ21-15

後半35分、三鷹も負けじとスクラムからのサインプレーでトライ。21-20

相手のゴールキック失敗に助けられた形で、リードを許すことなく、最後は24-20でなんとか勝利を挙げた。


しかし誰もが知るように、どんな悲惨な内容であれ勝つことが持つ意味は、ベストゲームで負けるより、はるかに大きい。

そこに期待したい。期待せざるを得ない。

10/31(日)同じ三鷹大沢ラグビー場で、違うタマリバを見せてくれ。



春シーズンから抱えるSO不在の悩み

これまでの2戦、SH鈴木/SO田村に変えて、この試合は、SH田村/SO遠藤のハーフ団で臨んだ。

春からSOが固定できなかった。昨季までタマリバの原動力として活躍した竹山と宮原が抜けた穴を誰が埋めるのか。


そんな悩みを抱えてスタートした今シーズン。飛野、野木、中崎、石橋、田村といろいろ試すが、SOを固定できない。


シーズン本番に入り、ドラゴンズ戦、駒場戦と田村がいいコントロールを見せたが、この試合は遠藤で臨んだ。

「田村の2番手となるSOがいないので、遠藤で試す。」と、この試合の指揮を執った羽田。

むろん三鷹戦での苦戦の原因の全てがハーフ団ではない。

しかし、三鷹の今シーズン、2つのロースコアの試合結果を見れば、簡単にトライのとれる相手でないことは予想できたはずだ。

思い通りのテンポの良いスピーディな展開に持ち込めなかったときに、どうコントロールするのかがハーフ団の重要な任務だ。

一度チームを落ち着かせてFW戦で行くのか。あくまで早い展開にこだわるにしても、焦り始めたチーム、選手をどうまとめるのか。

言うは易しだが、一朝一夕で解決できる課題でもない。田村の躍進に賭けるのか。

絶対的なSOを失った今季。タマリバの王座奪還はハーフ団にかかっているといっても過言ではない。




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