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2009/9/21 <三鷹戦 観戦記>

2009/09/24

シーズン開幕戦は痛恨の勝利となった。

得点こそ40-16での危なげない勝利であったもの次節に残したダメージは大き
すぎた。

 前節、前回大会準優勝の駒場WMMを下し勢いに乗る三鷹オールカマーズに
前半開始2分、タマリバの自陣でのミスから早々にトライを献上する。(0-5)

それでも、三鷹のキック中心の戦術に対し積極的にカウンターアタックをしかけ
その後の速い展開から徐々にタマリバペースに持ち込み、途中三鷹にPGを許す
ものの6分にはこの試合FBで出場した飛野のトライと、15分にはFL桑江のBKにも
劣らない軽快なステップからのトライを立て続けに奪い攻勢に出た。(12-8)

このまま勢いに乗り点差を広げたいタマリバだったが、前半22分、三鷹のタマ
リバゴール前の右スクラムからNo,8→SHとつないだショートサイドへのアタッ
クに対し、主将の井戸(No,8)のタックルがハイタックルと判断されイエロー
カードで10分間の退場。

その後、三鷹の猛攻に防戦一方になり、前半終了間際には自陣ゴール前での
オフサイドにより、三鷹のPG成功で1点差まで詰め寄られた。(12-11)

 ハーフタイムでペナルティーに対しての修正と、攻撃のさらなるテンポアッ
プを掲げ、後半に臨んだ。

その成果もあり後半開始2分にはHOの石川がトライ (19-11)、10分にはスクラム
からのサインプレーでCTB羽田が見事にラインブレイク、サポートについた
飛野がゴールポスト下へこの日2本目のトライを奪う。(26-11)

 

このまま一方的な試合になると思われたが、後半20分に落とし穴があった。

それまで幾度と無く、主審からブレイクダウンでのペナルティーを注意されて
おり、直前にペナルティーを犯したばかりであった。
そのタイミングで、井戸のタックルの際どいプレーはプロフェッショナル
ファールとジャッジされ、2枚目のイエローカードで退場処分となる。

 動揺を隠せないタマリバの選手たちであったが、副将の羽田を中心にしつこい
DFを重ねることで、落ち着きを取り戻し、30分にラインアウトモールから石川の
2本目のトライ。(33-11)

35分にダメ押しとなるPR小川の体格の利を活かしたトライを奪った(40-11)

終了間際に三鷹に意地のトライを許すものの貫禄の勝利となった。

しかし、浮き彫りになった課題と勝利の代償は大きい。
この試合での反則数は、三鷹の7に対し、タマリバは17。
競った試合でのこの数字は致命的だ。
さらに、2枚のイエローカードをもらった井戸は、次節での出場停止の処分が
確定となった。

次節は、今シーズン前評判の高い北海道バーバリアンズを相手に敵地に乗り込む
こととなる。
6年連続クラブチャンピオンのタマリバは、開幕第2節にしていきなりの正念場を
迎える。(石橋 章匡)

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