2009/7/12 神奈川県の高校生へのスクール開催 !!!
2009/07/13
7/12(日) 慶應高校にて、梅雨空もかげりを見せた真夏の日差しの中、毎年恒例
となりつつあり、今回で3回目を迎えた神奈川県の高校生へのスクールが開催さ
れた。
毎年、参加校、参加生徒も増え、今回はなんと230人の生徒を指導させていただ
くこととなった。
春シーズン終盤のこの時期に、このような機会をいただけることは、若きタマリ
バンにとっても各自のシーズンを振り返るには絶好の機会である。
今回のスクールは、タマリバが誇る名トレーナー坂田氏からの怪我予防の講習
からスタートした。
レベルを問わず、ラガーマンの最大の敵は“怪我”と言っても過言ではない。
その怪我をいかに予防していくか、そのための体力づくりと柔軟性に主眼を
おいたトレーニングに、高校生たちも最初は戸惑いながらの実践であったが、
その大切さを実感してくれたに違いない。
そして技術指導。井戸主将が中心となり、ボールキャリアーのボディー&ボール
コントロール、ブレイクダウン時の2人目、3人目の技術と意識すべきことを
丁寧に指導した。
10名程度のタマリバンが、それぞれ指導に携わったが、高校生の吸収力に驚か
された。
プレーに際し意識しなければならないことをいくつか伝えると、その次のプレー
では忠実に実行し、すべての生徒が成長を見せたように感じる。
自身もラグビーを始めたばかりの頃、教えてもらうことのすべてが新鮮だった
ことを思い出した。
高校生たちも同じ感覚だったに違いない。
つづいて、FWとBKに分かれてより専門的技術の指導を行った。
FWはスクラム、ラインアウト。
BKはストレートラン。
ここでも自分たちの指導により生徒たちが成長していく楽しみを、もっと言えば
感動を経験することができた。
タマリバンが一貫して生徒たちに伝えたかったのは、「前に出る」気持ち。
すべてのプレーに共通してもっと重要なことは、1対1の局面で相手に勝ち、前に
出ること。
その大切さを少しでも生徒たちが理解することで、今後のラグビー人生のお役に
立つことができたのであれば幸いです。
最後になりましたが、今回の企画に賛同していただき、参加していただきました
各学校の監督・コーチの皆様、生徒の皆様に感謝を申し上げるとともに、皆様の
今後のご活躍をお祈りしております。
以上
(文:主務 石橋章匡)
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