2008/9/20 vs 香港フットボールクラブ 0 ‐ 12 <香港遠征感想 選手編 Part Ⅰ>
2008/09/30
今年最初の海外遠征である、香港フットボールクラブとの試合が、2008/9/20
HongKong Football Clubにて行われました。
試合には、負けてしまいましたが参加メンバーそれぞれが何かを感じえた遠征ではなかったかと思います。
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井戸主将
まず、この試合が実現することに貢献して下さった皆さんに、ツアーに参加して共に
戦った仲間に感謝します。
2年半ぶりに行きましたが、香港は香港のままでした。
本物は1人もいませんでしたが、やっていて心から楽しい試合でした。
あのレベルに当り前に勝てないことに、かなりのフラストレーションが溜まりましたが、
初めてタマリバの遠征を経験した若手が、本当に自分はへたくそなんだなと
自分を見つめ直し、いっそうの努力をして、今度こそ何かあがいてみせると思って
日々を過ごして成長してもらえるならば、今回の遠征は成功だと言えると思います。
あの状況を打開出来なかった自分も全然でした。
最初の香港でぺしゃんこにやられた時からは、ある程度進みましたが、
それがどうしたというレベルでしかないです。
あいつらに余裕で勝って、本物とまたやれるように頑張りたいと思います。
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羽田副将
2泊3日・・・と言っても1泊目はホテルに着いて寝るだけ。3日目は起きて帰るだけ
という強行日程で臨んだ香港遠征。 しかし得るものは大きかった。
相手は自分よりも何十センチも大きく、何十キロも重い選手ばかり。(ちょっと
大袈裟だが・・・)
しかしタマリバの真髄である、ひたすら走り、ひたすらタックルを繰り返すラグビーを
全員が貫けば必ず勝てるゲームであった。
だが結果は0 - 12。 全員で貫くことが出来なかったのだ。
試合後、みんなで輪になり今の心境を一言ずつ語り合った。
全員が悔しい想いを胸に抱き、変わりたい、いや絶対変わってやると誓った。
人間はそう簡単に変われる生き物ではない。強い意志・強い決心を抱くためには
何かきっかけが無いと、なかなか劇的には変われない。
この遠征はまさにそのきっかけになったのではないかと思う。
海外に行くことが初めての選手、外国人と試合することが初めての選手、
レギュラーになれずずっと燻っていた選手。
状況は様々だが、普段と違った環境に身をおいたことにより、それぞれ何かを掴んだ
のではないかと思う。
私は今後、皆が劇的に変わることに期待したい。そして皆に負けぬよう私自身も
レベルアップを図りたい。
来年2月7日。タマリバの真髄を全員で貫く。そうすれば自ずと結果はついて来ると思う。
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【 Part Ⅱにつづく 】