【Ready for Tough Choice!】ディトレーニング
みなさん、こんにちは。
タマリバンは、春シーズンの4連戦真っ最中!
この時期に、毎週試合。コンディショニングが難しいところですね。
今回は、コンディショニングのヒントとなる、
「ディトレーニング(Detraining)」をテーマにします。
ディトレーニングとは何でしょうか?
trainingに打ち消しのdeがついてることからも分かるように、
(英語の授業ではありません)
トレーニングを辞めることです。
かたい定義としては、
「ケガなどの身体的理由や、仕事の都合や試験などの社会的理由などによりトレーニングをある期間中止すること。」
当然ですが、トレーニングを中断すると、身体機能は低下します。
せっかくトレーニングして高めたパフォーマンスを落とさないためには、
トレーニングを長期間継続して行うことが重要です。(トレーニングの、継続性の原則)
ディトレーニングについて明らかになっていることは、主に以下のようなことです。
------------------------------------------------------------------------------------------
①ディトレーニングによる筋力低下は、
ディトレーニング期間や個人差が大きく影響するが、
ディトレーニング2週間で筋力低下が起こることもある。
約4週間で神経要因による、それ以降は筋の減少による顕著な筋力低下が起こる。
日頃継続的にトレーニングをしている選手は、
ディトレーニングによる筋力の低下速度は一般人よりも速い可能性がある。
②最もディトレーニングの影響を受けやすいのは、有酸素性持久力。
ディトレーニング1~2週間で、最大酸素摂取量の低下が始まる。
③スピードや柔軟性は、数週間のディトレーニングではさほど低下しない。
(けれど、ストレッチは毎日行ってください!!!)
--------------------------------------------------------------------------------------------
ディトレーニングと関連してもうひとつ面白いことがあるので簡単に紹介します。
ディトレーニングによって、様々な身体機能が低下する、と述べましたが、
ある程度長い期間トレーニングを積み重ねてきた選手は、
トレーニング再開時に、筋力が再度向上する速度も速いのです。
2年かけて筋力を向上させてきた選手が、怪我で1年離脱し、また怪我をする前の筋力に戻すのに2年かかるということは決してなく、たいてい数カ月で戻るそうです。
このことは、マッスルメモリー(筋肉の記憶)なるものの存在を示しています。
一度自転車の乗り方を覚えてしまえば、どんなに乗っていなくても忘れることはないことと同じイメージです。
今、トレーニングを継続的に行うことは、目先の目標のためだけではなく、
全国大会決勝、しいては、次のシーズン、そのまた次のシーズンにもつながっていくのです!
ますます、日々のトレーニングの継続がいかに大切であるかがわかりますね。
どうしてもトレーニングの時間が取れないときでも、
軽い強度のジョギングなどで、有酸素性持久力を維持したり、
自重トレーニングを行って筋力を維持したり、
ディトレーニングを防ぐ手立てはいろいろあります。
そんなときは、トレーナーに相談してください。
まとめますと…
その選手に本当に合うトレーニングスケジュール(週に何日トレーニングして、何日休めばいいのか)は簡単には分かりません。
が、継続するということは非常に根本的で大切なことです。
今回お伝えしたディトレーニングなど基本的な理論を知った上で、
いろいろ試して、自分にぴったりの方法を探していくことがコンディショニングだと筆者は思います。
秋には、もっと厳しい連戦があります。
そのときに備え、この春の連戦で、自分の身体と向き合い、
コンデショニング方法を確立していきましょう!
今回は写真がなくあじけない記事になってしまったので、
意味もなく6月15日(日)の練習風景の1コマを。
空と選手たち。
タマリバンは、春シーズンの4連戦真っ最中!
この時期に、毎週試合。コンディショニングが難しいところですね。
今回は、コンディショニングのヒントとなる、
「ディトレーニング(Detraining)」をテーマにします。
ディトレーニングとは何でしょうか?
trainingに打ち消しのdeがついてることからも分かるように、
(英語の授業ではありません)
トレーニングを辞めることです。
かたい定義としては、
「ケガなどの身体的理由や、仕事の都合や試験などの社会的理由などによりトレーニングをある期間中止すること。」
当然ですが、トレーニングを中断すると、身体機能は低下します。
せっかくトレーニングして高めたパフォーマンスを落とさないためには、
トレーニングを長期間継続して行うことが重要です。(トレーニングの、継続性の原則)
ディトレーニングについて明らかになっていることは、主に以下のようなことです。
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①ディトレーニングによる筋力低下は、
ディトレーニング期間や個人差が大きく影響するが、
ディトレーニング2週間で筋力低下が起こることもある。
約4週間で神経要因による、それ以降は筋の減少による顕著な筋力低下が起こる。
日頃継続的にトレーニングをしている選手は、
ディトレーニングによる筋力の低下速度は一般人よりも速い可能性がある。
②最もディトレーニングの影響を受けやすいのは、有酸素性持久力。
ディトレーニング1~2週間で、最大酸素摂取量の低下が始まる。
③スピードや柔軟性は、数週間のディトレーニングではさほど低下しない。
(けれど、ストレッチは毎日行ってください!!!)
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ディトレーニングと関連してもうひとつ面白いことがあるので簡単に紹介します。
ディトレーニングによって、様々な身体機能が低下する、と述べましたが、
ある程度長い期間トレーニングを積み重ねてきた選手は、
トレーニング再開時に、筋力が再度向上する速度も速いのです。
2年かけて筋力を向上させてきた選手が、怪我で1年離脱し、また怪我をする前の筋力に戻すのに2年かかるということは決してなく、たいてい数カ月で戻るそうです。
このことは、マッスルメモリー(筋肉の記憶)なるものの存在を示しています。
一度自転車の乗り方を覚えてしまえば、どんなに乗っていなくても忘れることはないことと同じイメージです。
今、トレーニングを継続的に行うことは、目先の目標のためだけではなく、
全国大会決勝、しいては、次のシーズン、そのまた次のシーズンにもつながっていくのです!
ますます、日々のトレーニングの継続がいかに大切であるかがわかりますね。
どうしてもトレーニングの時間が取れないときでも、
軽い強度のジョギングなどで、有酸素性持久力を維持したり、
自重トレーニングを行って筋力を維持したり、
ディトレーニングを防ぐ手立てはいろいろあります。
そんなときは、トレーナーに相談してください。
まとめますと…
その選手に本当に合うトレーニングスケジュール(週に何日トレーニングして、何日休めばいいのか)は簡単には分かりません。
が、継続するということは非常に根本的で大切なことです。
今回お伝えしたディトレーニングなど基本的な理論を知った上で、
いろいろ試して、自分にぴったりの方法を探していくことがコンディショニングだと筆者は思います。
秋には、もっと厳しい連戦があります。
そのときに備え、この春の連戦で、自分の身体と向き合い、
コンデショニング方法を確立していきましょう!
今回は写真がなくあじけない記事になってしまったので、
意味もなく6月15日(日)の練習風景の1コマを。
空と選手たち。