敵を知り、己を知る。
	本日付の朝日新聞の朝刊に来週秩父宮で対戦する、
	北海道バーバリアンズの記事が大きく取り上げられていた。
	大相撲初場所の記事と同等の大きさで。「ラグビーと暮らす街」が記事の題名だ。
	
	1975年にラグビー好きの5人がクラブを立ち上げ、
	1999年にスポーツ組織としては全国で初のNPO法人の認証を受ける。
	2007年に陸上競技場、野球場、クラブハウスなど、計6ヘクタールを取得、
	2009年にはサッカーくじ(toto)助成金を申請し、クラブハウス、グランドの整備費などで約3000万円を得た。
	雪で練習のできなくなる冬場用にビニールハウスの芝グランドも有する。
	
	日本には少ない総合型のスポーツクラブを目指し、実現させた。
	そのサクセスストーリーの一端が紹介され、
	「北海道ラグビーの歴史に、新たな1ページを刻まれよもうとしている。」と結ばれていた。
	
	(朝日新聞HPをチェック! : http://www.asahi.com/sports/spo/TKY201101150128.html)
	 
	一方、我々タマリバクラブは今年創設11年目を迎えるが、
	昨年の10周年を節目に新たな、そして大きく舵を切り始めた。
	
	強さのみを求めるのではなく、より地域に根ざしたクラブを目指し
	神奈川県協会、横浜市協会、ラグビースクールとの協調を推進する。
	また、ラグビー競技自体の普及も視野に入れ、全国に先駆けてセブンス専門チームを立ち上げ、
	2016年の五輪から正式種目となるラグビーセブンスを活性化させるため、
	日本協会、関東協会の中でイニシアチブをとるべく活動中だ。
	
	都心で活動するクラブの宿命だが、グランド(土地)を保有をするのは極めて困難。
	また創設10年そこそこのチームでは、組織、財務体系もまだまだ未熟。
	しかし、都心ならではのコンテンツは無数にある。
	人、各種団体、設備…。それらとの繋がりをどう見い出していき、どう活かすか。
	可能性は無限だ。
	
	そして、タマリバクラブの一番の強み。日本一強いクラブチームであること。
	この最大の強みを軸にとしてどのようにクラブとして展開していくのか。運営の手腕の見せどころだ。
	
	そのためにも次の決勝戦、絶対に負けられない。タマリバのタマリバたるステータスを取り戻すために。
	次の10年後、その足跡を振り返ったとき、2009年シーズンの敗戦からチームを立て直し
	翌2010年シーズンにすぐ覇権を奪還したことが
	タマリバクラブにとってとてつもなく大きな意味をもたらしたと、評価したい。
	
	タマリバのプライドをかけて、
	タマリバの未来をかけて、
	絶対に負けられない。
	絶対に勝つ。
