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One Point Conditioning!!

Tamariva 7 vol.2 肩・肩甲骨 [tamariva 7]

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みなさん,こんにちは!
今回は更新頻度も短めに,Tamariva7 vol2 肩・肩甲骨の運動です.

 

 

ラグビーはコンタクトスポーツであるために,膝などの障害とともに肩関節の障害も多く見られます.
特に,肩関節脱臼や肩鎖関節損傷,腱板損傷など後々のプレーにも大きく影響を及ぼす外傷・障害は,出来る限り防いでいかねばなりません.
障害のメカニズムとしてはいろいろ考えられますが,三角筋などの肩周りの筋量・筋力不足とともに肩甲骨の可動性が狭いことも挙げられます.
筋肉量・筋力があっても,肩関節の土台となる肩甲骨がしっかり大きく動かなければ,障害のリスクはなかなか減りません.

 

この肩甲骨は,普段からの柔軟性などの動きを意識していかないと,すぐに固まってしまう部分です.
Tamariva7
では,体幹を固定した状態でいかに肩甲骨の可動性を出すか,に焦点をあてて,「L-Bridge」を考案しました.
この動作は,バランスが非常に大事ですので,まっすぐ体幹をキープしたまま,肩甲骨を動かすよう意識していきましょう!

 

 

No.2 L-Bridge

 

 

正面像

側面像

Subjects      肩甲骨周り,肩周りを強化すること
Starting Position     肘支持での腕立て伏せの体制
Action
 
ゆっくりと片腕を肩甲骨を寄せながら肩のラインと平行になるまで(90度)横に挙げ,前方に肘を伸ばしながら片腕を出すようにしていく.足と腕が一直線上になったら,腕を肩のラインまで戻し,スタートポジションに戻る.1動作(肩甲骨引き寄せ+肘伸展+肘屈曲+肩甲骨戻し)4秒とする.
Repetitions  左右10回づつ行うこと
Important   
○頭,肩,背中,骨盤,指先が一直線上にあるということ
○視線は真下にむけること
○腕を上げたときに,体が横に倒れないように,体幹でしっかり支える
○肩甲骨で腕を上げること(肩甲骨を脊柱方向に寄せること)を意識すること