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コンディショニングのとらえ方 -スキンケアー[One Point Conditioning!!]

投稿日時:2008/05/28(水) 11:18

こんにちは。
久しぶりの更新になりました。

 

季節はもうすぐ梅雨ですね。
四季のある日本では、長雨が降り続くこの季節は、スポーツ活動が停滞しがちになる次期です。

 

さらには、曇りの日が多いことで紫外線のことも放置しがちですが、意外と多い時期でもあります。
スポーツ活動時には、日焼け止めや皮膚のケアを忘れがちですが、オゾン層の破壊が進んできた昨今では、その影響も高くなってきています。
ラグビーでは、半袖・短パン、ゴーグルなしという基本スタイルがありますが、練習や試合前後に日焼け止めをぬることで、皮膚の過敏な反応(やけど、水膨れ、強いては皮膚ガン等)のリスクを大幅に軽減してくれます。


特に、目についてはケアが必要です。
海外などではサングラスを日常的に使用する文化がある程度ありますが、日照量が低いとされる日本ではまだまだ普及はしていないのではと感じます。

 

目も大事なレンズの一つ
日頃から守って、視力を保つ工夫をしていきましょう。

 

参考までに、気象庁において毎日の紫外線量予報をしています。
http://www.jma.go.jp/jp/uv/
確認してケアをしてみてください。


ここでもうひとつ。

発汗量が多く、またスクラムやモール、ラックなど基本的に他人との接触(コンタクト)が多いラグビーでは、皮膚への影響も他のスポーツと比較して多いものだと考えられます。
またテーピングやブレースをつけてプレーすることで起こる皮膚のかぶれや放置しがちな擦り傷や切り傷などの皮膚外相など、トラブルが頻繁に起こりやすい状況にもあります。

 

ひどくなればプレーの中断せざるをえないため、皮膚トラブルに対する知識を得ることは重要なことです。

 

擦り傷などに最近効果的なものの一つに、Johnson&Johnsonの「傷パワーパッド」がありますが、通常のバンドエイド(絆創膏、カットバン)などと比較して、皮膚のかぶれも少なく、傷の治りがきれいに且つ早く治るためお勧めです!

 

楽しくラグビー、スポーツをするためにも最低限のケアはしていきましょう!

   

 

 

※参考文献
上田由紀子.「スポーツと皮膚 -アスリートの皮膚トラブルの対策とスキンケア―」 文光堂.2005年初版

肩甲骨トレーニング②[One Point Conditioning!!]

投稿日時:2008/05/01(木) 19:30

気付けば5月.
もう少しでタマリバも春夏のオープン戦に突入します.

さて,前回に(とはいってももう1月近く前になりますが…)引き続き,肩甲骨周りのトレーニングをご紹介します.

肩周りの筋肉は,強さやボリュームももちろん大事な要素ですが,それに加えてパフォーマンスを向上させるためには柔軟性が大事になってきます.

柔軟性を出しながら,筋力も付けていく.トレーニングを行う上では,忘れては行けない要素です.


今回は上のことを踏まえて.
これまでも自宅や器具なしで出来るエクササイズをご紹介してきましたが,今回もそれに引き続き自宅などで簡単に出来る物です.


◎肩甲骨Ex.(うつぶせver.)

前回は腕立ての応用でしたが,今回はうつぶせの状態から.
より柔軟性が必要になってくる(または肩甲骨の柔軟性=可動性を出す)ため,動きを確認しながら行って下さい.

 →  → 
    うつぶせの状態から         肩甲骨を脊柱方向によせる       そのまま前に肘を伸ばす

ポイントは「肩甲骨を寄せたまま,肘を前方に伸ばすということ」

コンタクトなどを繰り返すと大胸筋などの前側が発達すると同時に固くなるなどし,背中の筋肉が動かなくなるため肩甲骨を”寄せる”というような運動が難しくなってきます.

しかし,スクラムやタックルなど少しでも肩甲骨を寄せることで,効率よい肩の動き,または衝撃の吸収・分散も行いやすくなってきます.

最初は何も負荷なしでOKですが,なれてきたら500mlのペットボトルを使用して,水の分量などで重さの調節を計って下さい.

もちろんダンベルなどでもOKです.


現在タマリバ メディカルチームでは特別プロジェクトを計画・進行中です.

もう少ししたらみなさんにもご報告できるかと思います.

その内容については,乞うご期待!

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